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内的家族システム(IFS)的内なる批判者との付き合い方

こんにちは。
日本初のIAOTRC認定トラウマ回復コーチのEri Blueです。
(プロフィールはこちらから)


ただいま!

久しぶりのnote。やっとここまで戻って来れた感じがします。
この間も、noteのアイディアを次々と出してくるパーツ。noteを書かないことを批判してくるパーツ。noteを書くことに恐れを感じているパーツ。noteを書く資格がないと批判してくるパーツ。noteの内容に責任が持てるのかと脅してくるパーツ等色々なパーツたちが出てきて前に進むことができませんでした。

外から見たらものすごく停滞していたのかもしれません。ただ、そんなパーツたちの存在を感じつつ。前とは違いどこかで

「今は前に進みたくないというパーツの気持ちに、ただただ静かによりそってあげよう」

「恐怖からサイドブレーキを引いてしまっているパーツが再びリラックスしたら、またきっと書けるようになるから大丈夫!」

と気楽に捉えれるようになり、前みたいに過剰な焦りや自己批判で貴重なエネルギーを過剰に消費するようなことが減った気がします。

そして、今日やっと久しぶりにnoteに向き合うことができました!

なので今は「ただいま」って気持ちでこの記事を書いています。

自己批判・完璧主義であることは私たちの防衛の手段だった?

ちょうど今朝フランク・アンダーソン先生のインスタを見てとても胸に響くリールがあったのでそれを日本語訳してみました。

生まれながらの完璧主義な人はいません。

なぜならば、これは私たちが(人生の)早い段階から学んでしまうものだからです。

私たちは幼少期からのメッセージを内面化してしまいます。

だから、もしあなたが批判的な親のもとで育ったのであるならば、アナタはそのようなメッセージを内面化し、自分を守るために内なる批判者の声を実際に使うようになるかもしれません。

(なぜならば私たちは無意識で)自分を "完璧 "に保つことができれば、もう親から批判されることはないと信じているからです。

つまり、実は私たちは(実際は)自分を傷つけるものを、自分を守るために使ってしまうことがあるのです。

そして私たちが本当にしたいことは、(内なる)批判的な反応に感謝することです。

なぜならば、それらの批判はアナタを守りたいという良い意図から起こっていることを実は私たちは知っているからです。

フランク・アンダーソン先生のインスタグラムより

批判に感謝するとは

アンダーソン先生のリールを少し深掘りしたいと思います。

内的家族システム(IFS)では、3月20日に発売になった訳本

「悪い私」はいない 内的家族システムモデル(IFS)による全体性の回復

の原著タイトルにもあるように、「No Bad Parts(悪いパーツはいない)」
全てのパーツたちは良い意図を持っているという見方で、私たちの内側にあるパーツたちに接していきます。

なので、リールにあった、「批判的な反応に感謝する」部分も、頭ごなし批判的なパーツを遠ざけたり、無くそうとするのではなく、そのお仕事や努力にまずは感謝を示すことからパーツとの距離を縮めていく意図があります。

誰だって、一生懸命頑張ってなんとかこなしている仕事を、頭ごなしに批判否定されたら悲しいしですよね。

「もしかして声が小さいから聞こえていないのでは?」
と思うと前より声量上げたり。

「アピールが足りないからでは?」
と思うと、より過激な方法で気付いてもらおうとしてしまう。

パーツさんも私たちと同じように頑張りを認めてもらいたいんです。

だから、まずは「ありがとう」と感謝を伝えてみる。

そうしたら、きっと「分かってもらえた」とパーツも感じ、アナタのパーツが感じていた緊張や抱えていた重みが少し和らぐのこともあるかもしれません。

おわりに

今改めて、このnoteに帰って来れて記事が書けてホッとしている自分がいます。

回復の過程ではどうしても停滞しているように感じてしまうことがあるかもしれません。

だけど、今回の経験は私にとってそれは決して

「何もしていないわけではない」

ということを改めて思い出させてくれるきっかけになった気がします。

回復の過程で停滞していると感じたら是非さなぎを思い出してみてください。

そして、改めてIFSの良さを思い出すきっかけになった

「悪い私」はいない 内的家族システムモデル(IFS)による全体性の回復

を仲間と読み深めていく

【大人のための自分はぐくみ塾】『「悪い私」はいない』を読みながらパーツワークを自分のものにしていく

を2024年 6月 22日〜2025年5月17日の1年間講座として開催することにしました。

昨日告知をしてから既にお申し込みがあり、残り6席となっております。

パーツワークを通して、自分のセルフとつながりありのままの自分を大切に出来る人たちが世の中に増えていくことを心から願っています。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

感想&いいね励みになります!
そして、もし補足が必要な部分とかありましたらコメントいただけると嬉しいです!

それではまた!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーEri Blue  (エリ ブルー)
1983年生まれ。イタリア・ミラノ大学大学院卒(生化学博士)。管理栄養士。日本初IAOTRC認定トラウマ回復コーチ。外資系企業勤務を経て独立。ACE*スコア7のACEサバイバー。(詳しいプロフィールはこちらから)
*ACE(逆境的小児期体験)についてはこちらから

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