家族で湘南移住記#5/キーワードは「海」だった。
さてさて、この家のほころびをリフォームすると多額の費用がかかることがわり、更には、ここを直してまで住み続けたいと、本心では思っていないことがはっきりしたわけです。
では、私はどうしたいのか?
正直、そんなことを考えて日々を過ごしていなかった、ってことがわかってしまった。
漂うように、なんとなく暮らしていたのかも。
そう、「理想の暮らし」というのを想像していたけれども、「理想」を「理想」としか考えてなくて、
「いつかは~」
「お金に余裕ができたら~」
なんて思っていました。
「いつか」なんて来ないし、お金に余裕がある暮らしも、待ってても来ない!
(断言)
改めてどんな暮らしがしたい?
そこで、改めてどんな暮らしがしたいかな、、、って思ったときに、浮かんできたのは「海」でした。
オトナになってから、なぜか「海を眺める家に住みたい」という理想があります。
子どもの時の思い出があるわけでもないし、サーファーでもない。
むしろ海は怖いし、泳げない💦
しかし、どういうわけか今までの人生、海にちなんだ旅ばかりをしてきました。
バックパッカーで旅したときは、インドを反時計回りに海沿いの街を転々と。
のぼる太陽を見て拝んだり、
沈む太陽を見て感謝をしたり。
ただただ、そんな時間が温かい。
みんなが同じ太陽を求め、沈んでは昇る、昇っては沈む太陽をみて、
拍手喝采になったりするインド人が愛おしい(笑)。
中国に渡る時も、「なんとなく面白そう♪」と思って、海を渡って船で上海へ。
神戸からに二泊三日の船旅では、
中1日はひたすら船上。
360°見渡す限りの海上にいると、
アウェー感が半端なくて、
ひとたび海に入ると人間界に戻ってこられないのでは?
と恐怖を覚えた。
子どもができて家族で旅行に行く時も、今思えば、ほとんど海を満喫できる島旅ばかり。
(八丈島⇒城ケ島⇒淡路島⇒沖縄⇒奄美大島)
なぜか、海に魅了され続けています。
そんなわけで、生活にも海があったらいいな~は自然な流れなのです。
多分、世界とつながりを感じるからかな、なんて思っています。
そして思ったら、まずは行動💨
ということで、近くで海を求める旅(日帰り)に出ました。
目指したのは、「江ノ島」。
この日、住宅街からチラリと見えた海。
コレにやられました。
理想の暮らしのピントが
ガッチリかみ合った衝撃を受けたのです。
つづく。
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