この記事のトリセツ
定期的に書き足していくので、ちょいちょい覗きに来てください。※特に人物。
-人物紹介-
執筆者:ユウくん
大学3年でFtM当事者。診断&胸オペ済。ホルモン治療はしたいけど、色んなしがらみに囚われ悩み中。痛いの嫌い。飛行機も嫌い。バイトはホテル清掃を1年半以上やってます。
福岡コミュニティセンターHACOのボランティアスタッフ。他にも色々やってますが省略。
パートナー:サティさん
俺より3つ年上のシス男性。LGBTQアンチ(のくせに男の俺と付き合ってる)。めっちゃ右翼。俺が中3の時に1回別れ、高2で復縁。価値観全然合わないけど、何かと心配性で優しいです。なんでも言い合える仲だと勝手に思ってるよ。唯一馬が合うものはいちごと抹茶が好きなことです。
高校からの相棒:ありすちゃん
可愛い。癒し系(男子)。大学も同じだけど学部違う。高校時代はこいつのおかげで乗り越えられたと言っても過言じゃない。命の恩人です。
人物紹介のみの話ですが、()内は、本当は書きたくないけど、書かないと伝わらないので仕方なく書いているところです。〜系男子...リケジョとかイクメンみたいであんま好きじゃない。
-マガジン-
高校時代の話です。今は高校の時に書いた拙いものしかありません。
大学生からの話です。こう生まれたことをかなり呪っていたけど、最近は案外生きやすい(かも)と思ってきました。そんな日々を綴っていきます。
-多様な性に関する基礎知識-
※様々な情報を踏まえ、ユウくん的にまとめています。これが100%正しいという訳ではありませんので、ご自身でも色々調べてみることを推奨します。
・性の4要素
すべての人が持つ性の在り方。
身体的性(Sex):
外性器、内性器、染色体数などから決定される。戸籍上の性別とも言われることはあるが、性分化疾患など、男女に分けられない場合も考慮してこの表現にしている。
性自認(Gender Identity):
自分の性をどう感じるか。男?女?中性?無性?などなど...
性的指向(Sexual Orientation):
どのような対象に恋愛・性愛感情を向けるか。もちろん、そういった感情を持たない人もいる。
性表現(Gender Expression):
見た目や言動などで表現する性。所謂男っぽい、女っぽいなど。
・LGBTQとは
セクシュアル・マイノリティを表す総称の1つ。LGBTだったりLGBTQIAだったり色々な言い方をされる時もあるが、いずれも総称の一つである。俺はLGBTQをよく使うかな。
レズビアン(Lesbian):
女性同性愛者。女性を好きになる女性。
ゲイ(Gay):
男性同性愛者。男性を好きになる男性。
バイセクシュアル(Bisexual):
両性愛者。男女どちらにも恋愛もしくは性愛感情を持つ。
トランスジェンダー(Transgender):
生まれた時の性別と異なる性を生きる人。性同一性障害(性別不合)は診断名であり、同意味ではない。
クエスチョニング(Questioning)、クィア(Queer):
性自認、性的指向が定まってない、もしくはあえて決めていない人。
これ以外にも、Xジェンダーやアセクシャルなど、様々なセクシュアリティがある。多すぎて俺自身も把握しきれてないので、気になる方は調べてみてください。
・SOGIとは
性の4要素より、性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)を組み合わせた言葉。LGBTQは特定の人を表すのに対して、SOGIは全ての人を表す言葉になっている。また、性表現(Gender Expression)をつけてSOGIEと表すこともある。
・その他
・性同一性障害(Gender Identity Disorder):
診断基準を満たすと付けられる診断名。主に身体的治療を必要とする人に付けられる。今は性別不合や性別違和と表されることも増えている。実際、俺の診断書には「性別違和」と書かれていた。
身体的治療の例
・男性または女性ホルモン投与
・乳房切除術(胸オペ)
・子宮・卵巣摘出術
・陰茎形成術
・精巣摘出
・造膣術
以上を満たすと、家庭裁判所の審判により、法令上の性別の取扱いと、戸籍上の性別記載を変更できる。
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