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恋ってこういうことだよね。『恋する惑星』についての雑記
大好きなカラフルな、夢みたいなパフェみたいなワクワクする映画の話です。
ウォン・カーウァイ
恋する惑星4K
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を、2022年8月に観た時の感想、以下です。
先日あらためて観てきたのでそれの感想を書くべく。
【感想】(2022年8月)
去年、一昨年と映画館に足を運んだのでなんだかんだ映画館で観るのは3回目
恵まれている…
実は一回目の鑑賞時は眠りこけてしまい、こういう話であるということもありあんまりよくわからなかったのだが、ぜったいに好きなやつじゃんと思ってあらためて2回目に観に行ったときには案の定ばっちりはまってしまってそれ以来ものすごく好きな作品
5月くらいに無性〜〜〜に観たくなって、だけど4K上映のことを知りこれは待つしかない…と思ってずっと観るのを我慢していた
結論からいうと
4Kの鮮明な映像+音質最高であった…
第一幕の金城武のどこまでも女々しいところがだいすき
パスワードは一万年愛す もそうだし
賞味期限5月1日のパイン缶が30個集まったら…もそうだし
失恋したらジョギングして余分な水分を蒸発させる も
夏頃から期末試験にそなえる真面目な学生のように天気の良い朝にCalifornia Dreamin'を聴きながら散歩したりしてきたけど
最後のだめ押しの追い込みのごとく昨日から永遠リピートして聴いて当日に臨んで良かった
今回あらたな発見があってとても良かったな
第一幕にもフェイウォンもトニーレオンも一瞬でてたの気づいていなかった
コーヒーを飲んでフェイが顔をしかめるシーンも
だし、なんか諸々ふくめやっと少しずつ飲みこめてきた気がする
ここ最近の私がこの世で1番好きな人は恋する惑星のときのトニーレオンなので
第一幕ももちろん好きなんだけど
第二幕のはじまりのシーン、ぶわっっってきた
こういうのがあるから映画観るのってやめられないし良いよなあと思う
第二幕についてはトニーレオンがかっこよすぎてはわわ…てなっちゃう
使い古された言葉かもしれないが白ブリーフやダサチェックシャツ(しかもイン)を身につけてなおあんなにかっこいい人はほかにいないよね、ほんと〜〜〜〜にかっこいいんだから…
煙草がよく似合うところも好き
フェイの家宅侵入シーンはあれはファンタジーだからいいの。と思うようになった
それでよく663番もデートに誘うよな…とももう思わない
フェイの働いてる店の店主がなんだかんだいちばんストーリー進行の役割を果たしているところが良い
663番の手紙を首を横に振りつつ読むところも
落胆している663番を見て首を振るところも最高
あと従業員たちがチャ〜〜ミングすぎる
とにもかくにもトニーレオンが眼福すぎた
最後のあの…怪訝な顔(も大好き)からのフェイを眺めるあの…あの目線最高…
なんか恋ってそういうものですよね…となった
もう現代のこの世界に恋する惑星のときのトニーレオンがどこにもいなくてよかったなと思う
いたら本気でガチ恋をしていたことが確信できるので…
この映画はなんなの?と聞かれると語彙のない自分ではうまく語ることができませんが
なんかよくわかんないけど好き!どこが好きとか明確などういう理由でとか自分じゃ説明できないけどとにかく最高に好き!
と思える映画、でも恋ってそういうものではないですか?
明確な理由がない、てそれだけで心地いいんだよね
という幼いころの純粋な気持ちを思い出させてくれる貴重な映画
私も突然思いたってどこかに旅に出たい
4Kで蘇らせてくれて皆様ありがとうございますという気持ち
期間中あと1.2回は観にいっちゃうかもな〜〜
【補足】
第二幕、さいしょの爆音の音楽の中での「なにが好きなの?」で、チョイチョイってされて真面目に待ってたら「サラダ」て言われるのほんとに好きすぎる、あんなことされたら恋にも落ちちゃうよな〜
「なにが好きなの?」→チョイチョイ→「…サラダ」→「エ〜イ」の流れ、狂おしく好き
(filmarksより)
【2023年12月追記】
リバイバル観てきた。
今後もシネマート新宿でクラシカルブーストサウンド上映の際はぜったい観にいこうと誓った。
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