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自分は才能がない?才能という言葉に逃げずに向き合う

おはようございます。よっすーです。

今日は坪田宣貴さんが書かれた「才能の正体」を読んだので内容と感想を共有したいと思います。

坪田さんといえば、ビリギャルで超絶有名になった塾講師です。高校2年から偏差値を40上げたビリギャルのモデルになったさやかさんはじめ、たくさんの学生と接してきた坪田さんが才能とは何か?について書かれた本になっています。

ビリギャルを観た方はわかると思いますが、坪田さんはめちゃくちゃポジティブな方です。そんな方が書かれた本とあって、本書もかなり前向きな言葉で書かれています。周りに比べて自分は才能がないから一歩踏み出せないという人にとって勇気をもらえる内容になっています。

●才能のある人とは?

世界で活躍している人、偉業を成し遂げた人を見ると、多くの人はあの人には才能がある、あの人は天才だという言葉を使って人を表現します。また、多くの人が才能=能力だと考えていますが、そうではありません。

才能とは、”自分に合った正しいやり方でコツコツと努力を積み重ねる人”のことを言います。地道な努力を重ね、能力が能力が身につくと、周囲が才能として認めるようになります。それまでの努力を見ずに、成功した瞬間だけを切り取って才能という一言で片付けているだけなのです。

ビリギャルの主人公であるさやかさんは、偏差値を40上げて慶応に合格しました。この結果を周囲は地頭が良かったや勉強の才能があったと言います。ですが、もしどの大学にも合格できていなかったらどうでしょうか?おそらく、才能があったとは言われていなかったはずです。

●行動の動機付けをしよう

ここまで、やっぱり努力を重ねることが大事だよねということを見てきました。では、どうすれば努力を続けられるでしょうか?努力を重ねるためには下の3つの行動からなる動機付け持続し、努力を習慣化することが大切です。

1.認知・・・自分にもできそう、人生の役に立つと思う。状況を理解する

2.情動・・・感情が燃え上がって、テンションが上がる

3.欲求・・・本当に自分がやりたいと思うかどうか

もう少し細かくさやかさんのケースで見ていきましょう。さやかさんは、勉強を始める中で自分の状況を認知しました。勉強をすることで成績が伸びていき、情動が刺激されます。慶応に合格したいという強い欲求があったため、努力を習慣化することができました。その結果、慶応に合格し、周囲から才能があると言われるようになっていきました。

●才能が発揮できる環境に身を置く

さやかさんは勉強が好きになり、努力を習慣化することができました。それができた理由は、坪田塾という環境に身を置いたからだと思います。坪田さん、さやかさんのチームは、慶応に合格!という明確な目標を持っていました。また、坪田さんは指導するのではなく、本人に気づいてもらうということを心がけました。やらされるのではなく、自発的に行う。そうすることで、お互いにビジョンを共有しでき、チーム内での動機付けを持続し続けることができました。

教育者であり、塾長という立場でマネジメントもする坪田さんがどういうチーム作りを心がけているのかが書かれているので、詳しく知りたい方は読んでください!

●感想

本書を読んで、才能は努力によって生み出せるのだと気づきました。また、そのためには環境を変えることが大切だと感じました。

5人の法則というのがあり、年収や性格などは自分に近い周り5人の平均になると言われています。努力しない人の周りにいると自分も努力をしなくなりますし、努力する人の近くにいると自分も努力できるようになります。つまり、努力できる環境に行くことが大切なのです。

ですが、環境を変えるための最初の一歩は自分で踏み出す必要があります。自転車でも漕ぎ始めが一番体力を使います。転職をする、副業を始めるなどなんでもいいと思います。行動を起こすのは大変ですが、まずは何か行動を起こすことが大切だと改めて気づきました。

これからも、ぼくの新しい挑戦などはnoteで共有していきますので、よろしくお願いします。

ではまた、ありがとうございました!

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