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これからをどう生きるか。学び続け、無形資産を蓄える

どうも!よっすーです。

今日は、佐藤留美さんが書かれた「仕事2.0 人生100年時代の変身力」という本を読んだので内容と感想を共有したいと思います。

あなたはどんな人生設計をしているでしょうか?今の会社で定年まで勤めて、その後は退職金と年金でのんびりと暮らすという考えの人もいると思います。これまで当たり前だったこのような働き方・生き方をすることが難しくなってきています。今後、ぼくたちの働き方は間違いなく変わってきます。いや、もうすでに変わりつつあります。本書は、そんなこれからの働き方を受け入れ、変わる勇気をもらえる一冊となっています。ぜひ読んで下さい!

●日本が抱える問題

まず、今後日本が抱える問題を見ていきましょう。それはなんといっても少子高齢化です。2016年の国勢調査では総人口が1億2,693万人で、65歳以上の高齢者の人口が27.3%となっておりました。それが2040年には総人口が1億1000万になり、65歳以上の高齢者の人口が35%程度になると想定されています。

人口が減り、高齢者が増える日本では、ほぼ1人の現役世代が1人の高齢者を支える肩車型社会になってくると言われています。それに現在40歳代の人は、女性では2割ほどが100歳まで生きるようになるとも言われています。平均寿命と一緒に健康寿命も伸びていて、男女の差はあるものの大体70歳過ぎまでは、自立した生活を送れるとされています。

●日本型雇用の限界

そんな変化をしていく日本社会ですが、企業はどうでしょうか?日本企業のは年功序列・終身雇用というシステムを使っていました。高度経済成長期の日本は自動車産業や電化製品などモノづくりによって経済成長してきました。労働力不足解消のために、新卒を一括採用、社内で育成し、60歳の定年まで1つの会社で勤め上げるスタイルでしたが、この働き方が限界を迎えていると言います。

企業側にとっても終身雇用を続けていくことが難しいと言われていますが、今回は働く側にとっての問題を見ていきます。

個人が一つの会社で勤め上げることの問題は大きく2つあって、

1.退職後の生活が長くなった

現在の日本人の平均寿命が大体84歳くらいです。老後は退職金と年金で84歳くらいまで生活できるように設計されています。これが100歳まで長くなるとどうでしょうか?これからは、年金の受給額も少なくなってくると言われています。なので、これまで通り生きていると、シンプルに老後資金が足りないという問題がでてきます。

2.グローバル化による企業間競争の激化

社会のあり方も大きく変わり、海外の企業が日本進出し、企業間の競争はどんどん激しくなってきています。この競争に日本企業は苦しい戦いを強いられています。1989年時点の企業の時価総額ランキングでは日本企業が1〜5位を独占していましたが、2018年では43位にトヨタがランクインしているだけです。詳しく知りたい方は調べてみてください。

また、日本では労働法上で社員を犯罪でもしない限りクビにはできない仕組みになっています。こういったクビにできない仕組みもあってか日本の社内失業者(会社に在籍しているが仕事がない)人が2025年には500万人にまで増えると言われています。ちょっときつい言い方ですが、日本企業はお荷物を抱えた状態で世界と戦っている状態です。

●変わりつつある企業の形

そんな状況の日本企業ですが、なにも打ち手を考えていない訳ではありません。副業、Wワーク、週休3日制の導入など、どんどん働き方改革は進んできています。

こういった働き方改革の裏には、会社は社員を生涯面倒を見ることができないかもしれないので、自分で稼げるようになってくださいという意味が込められています。企業にに人生の全てを捧げていた関係から、企業と対等な関係に変化しつつあります。

●ぼくたちはどうしていけばいいのか

今後の社会を生き抜くために、ぼくたちは会社型人間から脱却し、個人で生き抜くスキルを身に付ける必要があります。ぼくたちは今後を生き抜くために、無形資産を蓄えることが重要になってきます。無形資産とは、プログラミングなどのスキル、人的ネットワークや知識です。これらの資産があれば、自分で稼ぐことができ、もし会社が倒産しても生きていくとこができるでしょう。

●感想

変化の時代に備え、無形資産を蓄えるために、勉強をし続けることと、意識の高い人たちと積極的に交流するということをしていきたいと考えています。

社会人になった途端ほとんどの人は勉強をしなくなりますが、勉強している人としていない人では大きな差がついてきます。これからは、勉強しない社会人はどんどん淘汰されていくと思います。勉強し、無形資産を蓄え、これからの社会を一緒に生き抜いていきましょう!

ではまた、ありがとうございました!

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