見出し画像

本を読む人か、それ以外か

どうも!よっすーです。
今日は藤原和博さんが書かれた
『本を読む人だけが手にするもの』を読んだので
内容と感想を共有したいと思います。

藤原和博さんはリクルート出身で、東京都では初の民間の校長になった方です。
他にも、橋下徹さんが大阪府知事の時に、橋下さんと一緒に大阪の教育改革に取り組むなど教育や
それ以外の分野でも活躍されている方です。

誰でも一度は「本を読みなさい」と
言われたことがあると思います。

本書では、なぜ本を読むといいのかについて
藤原さんが説明をしています。

今後の社会は、本を読まない人は
生き残れない社会になるとまで言われています。

本を読む意味を理解し、読書を習慣化し、
今後社会で必要なスキルを身につけましょう!

では、よろしくお願いします!

●日本は成熟社会

日本の経済は1997年を最後にそれ以降はほとんど成長していません。

実際に日本の名目GDPは1997年を
ピークに下落しています。
下のグラフを見ると日本の成長が止まっていて、
アメリカ・中国が大幅に成長しています。

出典: 日本生命 https://www.nissay.co.jp/enjoy/keizai/135.html

GDPについては、
下の記事がわかりやすく解説されています。

これまでの成長社会は、
「みんな一緒」という時代でした。
企業も社会も成長を続ける社会では、
良い大学に入り、良い会社に入り、定年まで働き、退職金で余生を暮らす、これが日本人の幸福であり、みんながこの生活を追い求めていました。

しかし成熟社会では、
それぞれ一人一人」という時代に変わりました。
これまでの大企業が倒産し、経団連の会長も
終身雇用を守ることは難しいという時代で、国や会社が自分の幸福を保証してくれないので、自分なりの幸福を持つ必要がある時代になりました。

● 情報編集力を身につける

成熟社会を生き抜くためには情報編集力を身につけることが必要です。
情報編集力とは納得解をつくり出す力
のことを言います。
正解のないこれからの時代には、身につけた知識や技術を組み合わせ納得解を作り出せる情報編集力を持つ人材であることが必要です。

では、どうすれば情報編集力を身につけることができるのか。
そのためには、下にあるスキルが必要で、その全てが読書をすることで身に付けることができます。

・コミュニケーションする力
・ロジックする力
・シミュレーションする力
・ロールプレイングする力
・プレゼンテーションする力
・複眼思考(クリティカルシンキング)

一つ一つのスキルの説明は省きますが、ジャンル関係なく沢山の本を読むことでこれらのスキルを身につけましょう。
とにかく数をこなす!

投資の神様とも呼ばれるウォーレンバフェットも
一番の投資は「自己投資」と言っています。
自己投資の中でも読書は1,000円前後で著者の考えを吸収することができます。
買った本が自分の心に響かないこともあります。
そんなことは気にせずとにかくいっぱい本を読みましょう。
人生を変える様な一冊に出会えなくても、積み重ねた一冊一冊によって人生は少しずつ良くなっていきます。

●感想

本書で、藤原さんはとにかくいっぱい本を読むことが大切と言われています。
読書をすることで、知識をインプットしないと自分なりの意見は出てこないと言います。

藤原さんは読んだ本が300冊を超えたぐらいから自分の意見が出てきたようです。

ぼくは、今年に入って読書を始めましたが、読んだ本の数は今時点でこんな感じです。


電子書籍に変えたのは6月で、それまでは紙の本でしたし、今でも図書館で借りた本を読んだりするので多分今年で150冊以上は読んだと思います。

来年には300冊も達成できそうです。
そうすればそれなりに自分の意見が出てくるのか
気になります🤔
まあとにかくこのまま読書を続けながら、色んなことに挑戦していきます!

ではまた、ありがとうございました!



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?