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赤ちゃんがたくさん眠る理由

赤ちゃんは、眠りの約半分がレム睡眠(浅い眠り)です。

ちなみに大人はレム睡眠は20%ほどなので、
赤ちゃんは基本的に眠りが浅い。
目覚めやすいとも言えます。

浅い眠りには大事な役割があります。

情報の整理です。
起きている間に見聞きしたたくさんの情報の中で
必要なものは記憶して、不要なものは処分するという
情報処理が行われています。

赤ちゃんにとっては、見るもの聞くもの触れるもの
全てが新しい情報なので
処理作業には時間を要するのです。

だから、浅い眠りが多いと考えられます。

反対に、深い眠りであるノンレム睡眠になると
成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは、骨や筋肉を成長させたり
新陳代謝を盛んにしたり、
傷んだ細胞の修復も行われているので
赤ちゃんの身体の発達には、深い眠りもものすごく重要です。

たっぷり浅い眠りと、ぐっすり深い眠りの
どちらも必要だから、赤ちゃんはよく眠る。
長く眠らなきゃいけないのです。

アメリカの睡眠財団が勧めている
赤ちゃんの理想の睡眠時間があります。

目安ではありますが、
これだけ眠ることができると
まずお母さんお父さんはラクですよね。

実は、その時だけじゃなくて、
後々もラクになるのです。

健康の土台がしっかりできているので
病気や肥満のリスクも低くなります。
良く眠れると、学力や身体能力の向上にも繋がります。
情緒も安定します。

子育てには、ものすごく大事な事で
親自身が望んでいることでもありますよね。
元気で、穏やかで、勉強も運動も頑張れる。

これは、睡眠という土台が整っていることで
満たされていくと言えるのです。


今はもう大きくなっちゃった、という親御さんも、
いつからでも大丈夫です。

家族で睡眠習慣を整えて、家族みんなで元気に
毎日を明るく楽しく過ごしましょう。


親と子どものための睡眠専門家 椎葉ゆう子

https://ameblo.jp/youevolve

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