睡眠スケジュールをととのえる重要性を知る

子どもが同じ時間に寝る習慣を持てるように、促してあげましょう。

同じ時間に寝る習慣を持つ子どもは、そうでない子に比べて成績が良いことが分かっています。
ハーバード大学の学生を対象にした研究です。睡眠スケジュールが不規則な学生は、スヌーズを何度も押して、やっと目覚めることが多いそうです。
スッキリ起きられないのです。
一日中眠気に襲われることも多く、夜の入眠時間も長くなるとの結果です。
睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が不安定になり、体内時計が3時間も後ろにズレることが原因と考えられています。
たとえば、朝9時の講義を受けていても脳や身体は、まだ朝6時の状態だということです。
これでは、学力が伸びにくいだろうと想像できます。

睡眠スケジュールが学力に影響するということを、よくよく考えてみてください。
睡眠が、脳の認知機能や発達に関与しているということです。
成績に興味はなくても、脳の機能はすべての子どもにとって重要です。

今夜も、昨夜と同じ時間に寝るようにしましょう。
睡眠リズムをととのえて、夏休み明けに備えましょう。

しあわせ快眠デザイン
こども睡眠インストラクター
椎葉ゆう子

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?