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私の車でLILI LIMITが流れない日は一生来ない。

音楽が好きな私は日々考えてる。

「もし車を買ったら、私が流すのはLILI LIMIT」


2018年の解散から2年半経った。
何故か今も、LILI LIMITは私の心を掴んだまま離してくれない。

初めて聴いた時、一度聴いたら二度聴きたくなる歌だと思った。
鳥肌も立った。
歌詞とメロディがアンバランスなようで心地よく共存していて、聴いていて気持ちがよかった。

歌詞は、一度聴いただけじゃあまりピンと来ないのに、何故か共感してしまう。
二度聴けば、自分なりの解釈で心に入っていく。
三度聴けば、「あれ。これ私の気持ちか?」と、寄り添った曲に聞こえた。
本当に不思議な曲を作るな、と思った。


解散のお知らせにこんなに胸にぽっかり穴が空くことを教えてくれたのもLILI LIMITだった。
山口でのラストライブ。
あの時の余韻にはまだ浸ったままだ。


ちょっと前、牧野さんのSNSの投稿で「COLORS」の弾き語りを聴いた。
やっぱり鳥肌が立った。

それと同時にちょっと切なくなった。

別のバンドを結成して活動しているメンバーがいる。
期間限定のライブ配信で、LILI LIMITの曲を披露しているのを見て、ちょっとウルっときた。

それと同時にちょっと切なくなった。

「やっぱりもうLILI LIMITとして聴くことはもうないんだな」と思ったから。


もう曲数の増えることのないLILI LIMIT。
2019年の1月、「寂しくなるからもう彼らの曲は聴けない」と思っていた。
でも、私のiPod上からもプレイリスト上からも、彼らの名前が消えることは無かった。

多分、生涯無い。


今度車を買おうと思う。
その時に流したいプレイリストを数個作った。
全部にLILI LIMITの名前がある。

是非、聴いてほしい。
お子さんのいるパパにはSuite Roomをおすすめする。
世間を俯瞰的に見たい人にはCOLORSを。
新しい自分として一歩踏み出したい人にはLAST SUPPERを。



LILI LIMIT FOREVER.


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2020年に下書き保存でずっと手元に残していた記事。
4年経過した今、私の心に変化があったかと問われると、「変わらず思うLILI LIMIT」だと答えたい。
ただ、淋しいとか切ないとか、そういう気持ちは少しずつ薄くなってきている。

1月に息子が誕生し、子育てに励んでいる。
roomが付く歌は以前にも増して身に染みるようになったし、
息子はsuite roomでないと泣き止まないし寝てくれない。
(産まれてすぐに子守歌として歌っていたかというとそういうわけではなく、何を歌っても泣き止まず困り果てた時に、ふと口ずさんだら驚くほどピタッと泣き止み寝入ってしまったので拍子抜けしたと同時に、私の子供だなと誇らしく思った。笑)

だからやっぱり、私の人生からLILI LIMITが消えることは無いんだと思う。
彼らの曲はしっかり私の背中を支えてくれている。
それがとても嬉しい。
そうだな。嬉しいなと思う気持ちが増えたから、切なさを感じなくなったのかも。

もう少し大きくなったら、息子は一緒に歌ってくれるだろうか。
「君はこの曲じゃないと寝てくれなかったんだよ」って笑いながら聴かせたいな。
こうして思い出を乗せていけるから、私の中のLILI LIMITはいつまでも鮮やかなままだろう。

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