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お墓参りをデザインするって?

今日は、「日本一明るいお墓参りブランド『墓詣で』展」に川崎市まで行ってきたので、ちょこっとレポートします。
(お墓に関していろいろ情報を集めているサイト「おはかんり」と、わたしの漠然とした思いはこちら

「墓詣で」とは

「墓詣で」さんはTwitterやInstagramでよく拝見していたものの、じつはその実体がよく分かっていないまま、気になっていたのです。
だって、お墓業界なのに、インスタがおしゃれ〜。

今回なにやら一般向けの展示会をやっているというので、これはチャンス!と足を運びました。

墓詣で(HAKAMOUDE)」とは、石材関連商社の生田化研社さんによる「お墓をポジティブなものにしたい!」という想いから生まれた、ものづくりプロジェクト。社内でチームが発足し、2017年に立ち上げたブランドだそうです。

最初は石材店さん向けの商材だったものが、いまは直接一般向けにもオンラインショップを設けて販売するように。

どんなプロダクト?

お墓参りが身近になる、楽しくなる、って一体どんなプロダクト(商品)があるのでしょうか。
展示で手に取ることもできた、主なものをご紹介します。

<お手紙線香>

メッセージを書いて、焚くことができるカード型の紙のお線香。想いをけむりにのせて伝える「けむりのお手紙」というコンセプトなんですね。
お墓の前で焚くのはもちろん、お家でルームフレグランスとしてもつかえるそうです。香りが気になる!

〈紐のお香・AROMA Cord>

こちらは紐のお香です。不燃性マットとお香クリップを使うことで、燃焼時間を調節できるという優れもので、9種類もの香りとカラーがあるそうです。水引ように結んで創作を楽しむこともできるんですね。ステキ。

<ULTIMATE激ムズ石材かるた>

クラウドファウンディングのMakuakeで大ヒットしたという石材写真のみのかるた、実物を拝むことができました。
石材業界内輪向けかと思いきや……これ、見るとやりたくなっちゃいます。

よく見るとそれぞれに個性があるから、石の名前とその特徴をマスターしたくなっちゃう……まさに新感覚の激ムズかるたなのです。
石材の特徴を知れば、お墓に行ってもついついほかのお墓の石が見分けられちゃうという、なんてマニアック!お墓参り楽しくなりそう。

そのほかにもさまざまな商品や展示で、温かい空間づくりがなされていました。ほっこり。


お墓参りをデザインする

実物や展示を拝見して、墓詣でさんの「現代のライフスタイルや価値観に馴染むものづくり」のコンセプトを肌で感じて、とても共感しました。
取り扱う商材への愛もすごく伝わる、まさにデザインですよね。

どうしても古めかしさや暗いイメージがつきまとうお墓ですが、その周辺を明るくスタイリッシュにして、硬く冷たい石やむつかしい習慣との間を埋めていく……そんなふうに感じました。

お墓参りやお詣りの根底にあって、誰もがもっている温かい心を目に見えるカタチにデザインして、これからも伝えていって欲しいです。

「おはかんり」も、別の側面からお墓参りを身近なものにしていくお手伝いができるよう、コンセプトをデザインし直さねば。

SNSからリアルへ

「おはかんり」として2年ほど前からTwitterをやっている中で、自然とお墓業界の方々と相互フォローという形でお知り合いになり、なかにはリアルでお会いできることも増えてきました。とっても嬉しいことです。

今回もこうして素敵な場をつくっていただいてたことで、担当者さんに会ってお話もでき、プロダクトを体感することができました。タイムラインに流れている以上の、思わぬ発見があります。


スペシャルティコーヒーをゆっくり頂きながら、自分もモノづくりが好きだったな、というのを思い出したり。ぜいたくな時間をありがとうございました。

「墓詣で」展、のこすは今週末の土日のみですが、気になった方はぜひ。
土日は会場のブックカフェCOYAMAさんとコラボの和パフェ「御影石のグラスデザート」もあるそう!いいなー








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