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会社は大きいのと小さいの、どっちがいい?

これはその会社がやりたいこと、目指すべき方向性によるから、答えは『どっちもいい』ですね(笑)。

稀に「目指す方向性」と「会社の規模」がミスマッチになっていて業績が悪くなったり、退職する人が続出したりする企業もみかけるので、適宜バランスがとれているのか注意してみる必要はあると思います。

「即戦力の少数精鋭だけで質の高いアウトプットを出し続ける会社でありたい!」って思うなら小規模の会社でありつづけることを選択するでしょう。
「複数の事業をやっていきたい」「売上/利益拡大を目指したい」というなら規模の大きい会社になっていく方向性になると思います。
どちらもメリット/デメリットはあるので、転職を考えている人などはそれらを理解したうえで会社を選択したほうが良いでしょう。

D2Cdotはどちらかというと「規模を求めていく方向性の会社」です。
※正確には「小さい規模の会社の良いところを取り入れながら規模拡大をしていく会社」となります。

D2Cdotとしてやりたいことは・・・
①できるだけ数多くのクライアントの多種多様な課題を解決していきたい。
②社員が安心してずっと働き続けられる環境をつくりたい。
・・ということなので、必然的に規模を求める方向性になりました。
規模を大きくすることが目的ではなく、やりたいことをやろうとするとその方向性になるだろう、という感じです。

・・ということで今回はD2Cdotがなぜ規模を求める方向性なのかを記載させていただき、何かしらの参考にしていただければと思います。
※業種や会社独自の工夫などによって全然該当しない内容も多々あると思いますが、今回もあくまで「ひとつの例として参考に」ということで。


【できるだけ数多くのクライアントの多種多様な課題を解決していきたい】

小規模の会社だとリソースの問題もあって対応できるクライアントの数も限定されがちです。D2Cdotとしてはクライアントには大なり小なりいろいろな課題があるだろうから、そこはこちら側で選別せずに(極力)すべてに対応できるようにしていきたいと思っているので、自然と人員を増やす方向になっていきます。
※むやみに人を増やすことで全体のクオリティが落ちたり、一気に固定コストが上がって事業がひっ迫してはいけないので増やし方にも注意が必要だと思います。

また、「あらゆる課題解決」には様々なスキルをもった人たちの協力が必要になります。外部パートナーに協力いただくのはもちろんのことですが、会社としてアウトプットに一定のクオリティを担保できないとダメだと思うので、社内にも多種多様なスキルをもった人材の採用をすることが必要になります。これも規模拡大の方向性を目指す理由のひとつとなっています。

中途採用の面接をしていると、(これは会社の規模の問題だけではないと思いますけど)転職理由で「現職でやりたいことができない」「同じことをやっているばかりで成長を感じられなくなった」ということをよく聞きます。
多様な課題解決を行うために業務領域を幅広くもつことで自分次第でなんでもできる環境をつくり、さらに会社がそれを奨励・バックアップするような文化をつくればそのような問題は解決できると思っています。

D2Cdotには多種多様な相談が持ち込まれます。
「クライアントのサービスとじっくり向き合いたい!」「広告賞を獲りたい!」「●●の業種の仕事がやりたい!」「リアルもデジタルも両方やりたい!」「企画から入りたい!」「映像&動画制作にも関わってみたい!」などなど、個人的な『やりたいこと』もクライアントの課題解決と同時に実現できる案件がきっとあるので、ある意味社内で転職ができるような環境がつくれるといいなと。そのためにはある程度の規模の会社にしておいたほうがやりやすいのではないかと思っています。


【社員が安心してずっと働き続けられる環境をつくりたい】

唐突ですが、今働いている会社で今後何十年も働き続けているイメージがありますか?フリーの方も同様にいまのまま働き続けていると思いますか?

時間は有限なので、年齢を重ねるごとに(体力的な問題もでて)仕事のやり方を変えていく必要がでてきます。また、生活環境の変化によって働き方を変えざるを得ない状況もあるでしょう。若いうちは自分のことだけ考えて目の前のことだけやっていてもいいでしょうが、高齢になったり家庭をもつとそうもいかなくなりますね。

「D2Cdotはしっかりやっているので大丈夫です」なんていうつもりはさらさらなく、まだまだ不足している状況ですが、社員に対しては「うちは終身雇用を目指しています(惰性で働き続けられる環境という意味ではない)」と伝えています。現時点ではその目標に向かって進行中というところですが、経営者自らがそのような考えをもって経営をしているということを宣言することが大事だと思っています。
※「終身雇用」といっているため「雇用」に対しては時間軸で考えるようにしています。

僕らのような会社が活動しているクリエイティブの業界は、他よりも顕著に「積み重ねた経験(実績)が次の仕事を生み出す」ものだと思います。
このため社員が辞めるのは会社にとっては大きな痛手にしかなりませんし、なにより苦楽をともにしてきた仲間とはずっと一緒にいたいと思います。

人によって自分が描く将来像は違うものでしょう。
現場をガツガツ一生続けたいと思う人もいれば、マネジメントの方に移りたい(小さい会社だとポストの数が限られるので限界がありますね)と思う人もいるでしょう。現場仕事はそこそこにして家庭環境を大事にしたいと思う人もいるでしょう。そのどれもを実現させるにはやはり規模を大きくしていって多様性を受け入れられる環境にしていく必要があると思っています。


日頃からいろいろな同業社の話をきくたびに「社員が安心して定年まで成長しながら働き続けられる会社ってどれくらいあるんだろう?」って思います。

最近はM&Aの相談(比較的小さな規模の企業が多い)をいただくこともありますが、おおよそ課題感は一緒で「自分(優秀なトッププレイヤー兼社長)が営業を行って成長をしていくのに限界を感じており、雇用している社員のことを考えるとこのまま続けても変化がなさそうなのでどこかの資本を入れたいと考えている」というもの。これは小さい会社だから起こるという話ではないですが、会社の規模があればいろいろな「選択肢」を考えられやすく、そうなる前にリスクヘッジの打ち手もあるだろうと思うことも規模拡大を考えた一因です。


小さい規模の会社にも当然利点がありますね。小規模だからこその社内の一体感があるでしょうし、資本を一極集中しやすいので何かに特化した成果を生みやすかったり、なにより小回りが効いて動きが速い。
固定費も少ないので、一定の販路があれば事業をやりくりしやすいということもありますね。

逆に規模拡大路線の会社で気をつけないといけないのは上記とは逆のこと。とくに母体が大きくなることで動きが鈍くなることは避けなければいけないので、D2Cdotではそうならないように小ユニットを多くつくり、独自の判断で柔軟に動ける体制を構築中です。俯瞰してみると大きな規模の会社だけど、ひとつひとつは規模の小さな会社のようなチームが集まっている、という感じになるといいなぁって思います。

・・なので、どちらが良いとか悪いとかの話ではなく、それぞれに特徴と役割があるので、経営者はどちらの方向に進むべきかを考えていた方がいいし、社員はそれを理解したうえで働けるとミスマッチが起こらずに長く楽しく働けるんじゃないかなって思います。


弊社および弊社が活動する業界での話が多くなってしまいましたが、現場のメンバーが目の前のことに注力できるように、経営者は環境を整理しながらきたるべき将来をみすえて『選択肢』を複数用意するのが大事な仕事のひとつだろうと思います。

・・ということでD2Cdotは上記に記載したような考えで経営を行っているので、賛同いただける場合はぜひご応募いただければと思います(笑)。

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