#がん闘病記
親を見送るということ- 父、決める 編 -
↓前回の記事はこちらからお読みいただけます。↓
父のあれこれの最中に突然体調を崩した母だったが、消化器内科を受診したところ「逆流性食道炎の疑いがある」とのことだった。
入院の必要はないとのことだが、しばらく薬を飲んで様子を見ることに。
一方父は、胃から直接栄養を摂れるようになったことで体力が戻り、担当医からの説明も理解できるようになった。
当時もコロナ禍ではあったが、「これからの治療方針につ
親を見送るということ- 母まで入院? 編 -
↓前回の記事はこちらからお読みいただけます。↓
しかし、父は持ち堪えた。
担当の先生から、
「またいつこんな事があるかわかりません、覚悟はしておいて下さい。」
と言われた。
いつどうなるかわからなくても、私たちは帰らなければならない。
しかも今はコロナ禍で面会もままならない。
それに家から病院まで車で1時間はかかる。
いざという時、看取る事も出来ないかもしれない。
帰り道、母は処置室にい