⑧うつ病患者かく語りき

ここまで付き合ってくれてありがとう。
僕の分は散らかるというか散らばる。


本当のことを言うと文中での一人称で「僕」など使ったことがないのだ。
文中ではいつも「私」である。「僕」と「〜である」ってなかなか共演しないからちょっとマヌケっぽくなっていいかなと思って使い始めてみた。



ちょっとまとめっぽいことを言うとだな・・・


今は石を投げればうつ病にあたる時代だ。
少しでも疑わしかったら病院に言ってほしい。病名があれば気楽になる。
行きたくなかったら行かなくてもいい。
精神科医の扉は重いからな。私も最初は仙人との約束を先延ばしにしたものだ。


扉が重いのはバーと同じだ。
バーの扉が重いのは、”重い扉があるからこそお客様は安心して外の世界を忘れられるから” だそうだ。
そう考えれば中に入ってみたくなるだろう。


もしうつ病になっても、無理に抗おうとしたら怪我をするだけだ。
僕は心の中のダースベイダーを殺したいとなんて微塵も思っていない。
作中でも無論ベイダー派だ。
実は誰の心の中にでもダースベイダーは存在するし、それが心のバランスを取ってくれているのだ。


光だけの世界なら光は存在せず、闇があるから光が光でいられるのだ。
だから他人のポイフルを羨むことなく、自分の中のダースベイダーと上手にお付き合いする方法を探してほしい。


無理に殺そうとする必要はないのだ。
彼は映画で一度死んでるのだから、むしろ再会を喜んでほしい。
彼はコミュニケーションが下手くそで突然現れるくせにめちゃくちゃに強くて、自分とはつかず離れすの存在である。



最初に言ったろう。
うつ病なんて、“「新しくうちに来たペットが少しやんちゃだ」くらいの話だ” とね。


どうも。 サッと読んでクスッと笑えるようなブログを目指して書いています。