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むかし書いたやつ

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むかしたくさん書いたやつをまとめておきました。暇すぎて暇すぎて震える人だけ読んでください
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#随筆

家賃が払えなくなった日の話

自粛疲れなんて言葉が飛び交うようになった。 みんないい加減家にいて疲れたのだ。 僕はお財布に300円しか入っていないのでコロナが終わったとて家から出られない。 外に出てなにするんだ。 300円で、21歳の男がなにをどう楽しめばいいんだ。 僕はいつもお金がない。 お金があるとすぐに何かに使ってしまうからだ。 変なことに浪費するよりは未来に投資したくて、外食代に溶ける前に何か自分のためになる体験や学習、機械を買ってしまう。 それは群馬にいる今だけではなくて、東京にいる時もそ

ディズニーの話

ディズニーが好きだ。 今もディズニーランドBGMをYouTubeで聴きながらブログを書いている。 ディズニーが好きだからと言いって、僕はカバンに大量のディズニーストラップをつけたり、SNSのアイコンをディスニープリンセスのなんだかよくわからない切り取り画像にしたりしているわけではない。 僕がディズニーを好きになったきっかけは高校2年生の頃だった。 生徒会に、目のくりくりの後輩が入ってきた。 彼女こそ、僕をディズニーの渦に落とした策士である。 僕は目を輝かせた後輩は問答無

映像授業中にやるといいことランキングベスト3

僕の大学もご多分にもれず遠隔授業になった。 ただ全部の先生が映像授業をやっているわけではなく、課題が出ていたり、ビデオ通話の授業もあったり先生によって違うから大変だ。 家で授業が受けられると、生活の中で境目がなくなる。 学校という場所が持っていた力を思い知らされるばかりだ。 日常に境目がなくなると頭が爆発するので何か自分なりの区切りが必要だ。 物理的に場所を変えたり服装を変えたり、香水をつけるのもいいかもしれない。 そして何よりこの状況を楽しむことが大切だ。 こんな機会

友人のサーブが股間に当たった話

体育の授業では様々なスポーツを体験する。 バレーボールでは決まって腕の内側が真っ赤になったり、野球では全然打てなくて顔が真っ赤になったりしていた。 中学校の頃の話だ。 これから一連の出来事を書くが、衝撃が強すぎて前後の出来事をあまり深く覚えていない。 うろ覚えで書いていこうと思う。 僕の学校のテニスコートは2面あって、そこでテニスの授業が行われた。 荒くれ者も多かったがそれなりにいい学年だったと思う。 2クラス合同で行われていた(ような気がする)体育の授業で、テニスコ

ズボンを履かずに祝った誕生日

シャワーは良い。 気持ちがいい。 僕は風呂にスマホを持って入る。 でも持続力がないのですぐ出てしまう。 風呂の話だぞ。 最近はずっと海外ドラマの「フラッシュ」を見ている。 コロナの影響であらゆる予定が飛んで、たまに入るオンラインの予定を覚えておくのが逆に大変だ。 いくつもある中のひとつなら、常に手帳を開いているし忘れない。 しかし、ぽっと入った予定ほど飛ばしやすい。 19時からオンラインの予定が入っていた。 マレーシアの児童養護施設の子供が誕生日を迎えたのだ。めでた

インスタグラムでおっぱいを見る男(僕)の話

今日の話の中心はおっぱいではなくインスタグラムだ。 おっぱいに期待してアクセスした諸君は帰って結構だ。 さらばおっぱい星人たちよ。 さあ今日はインスタグラムの話だ。 あなたはやっているだろうか?インスタ。 僕は普段から友人やモデルさんをフォローして何気なく見ている。 別に友達の友達は友達ではないなので、見る必要がないと感じ半分以上の人を「ストーリーを表示しない」設定にしている。 そしてその限られた友人が載せる海外旅行のストーリーや投稿を見ては「くそう。絶対成り上がって

散歩中に歌っていたら人に目撃された話

散歩が好きになった。 ジムに行けなくなって運動する習慣がなくなり、代わりに脂肪が集まってきた。 どこからともなく。 非常に迷惑な集合である。 運動量は雲泥の差だが「しないよりましだろう」という感じで散歩をしている。 消費カロリーこそ違えど、「体を動かしながら考える」という点では同じである。 音楽を聴きながら歩いていると、ついテンションが上がって口ずさんでしまうことがある。 しかしこれは夜の散歩限定だ。 (昼はおばちゃんやおばあちゃんやおおばあちゃんが曲がり角で僕がく

10時間半ビデオ通話した日の記録

外出自粛期間の最近はもっぱらビデオ通話が主流になった。 今までビデオ通話に対して抵抗を感じていた人もビデオを使わざる得なくなり、普及率が半端じゃない。 僕は最近課外活動があれやこれや入っているので毎日誰かしらとビデオ通話をしている。 遠くにいる友達とも会えるしネット上でずべて完結するのでいいのだが、流石にずっとは疲れる。 何事もだ。 過ぎたるは及ばざるが如し。 今日ほどどの意味を痛感した日はない。 今日(2020/05/17)僕は10時間半ビデオ通話をした。 その記録

それ学んだところで何になるの?②

とは言っても終わりがないと言うのは幸せかつ地獄で、ゴールが見えなきゃ走れない僕の弱さが喚く。 それでも姿勢を変えたくなくて僕は自分を納得させるように本は借りずに買った。 せめてもの “やった感” を感じたかったのだろう。 高度情報社会のせいで「クラスで一番」や「学校で一番」と言う感覚は消え去り、僕は「上には上がいる」と言うことを痛いほど実感した。 学びをまとめて発信する気にもなれなかった。 「間違っていたらどうしよう」 「曲解かなこれは」 「そもそも本に書いてあったこと

それ学んだところで何になるの?

僕は新しいことを知るのが好きだ。 今まで知らなかったことに出会える瞬間が好きだ。 大学を休学して実家に帰った時の話だ。 課題も授業もなかった当時、僕は小学1年生から今までの間、実に14年間で初めて、自分で決めて自分で考え自分で学ぶだけの勉強をした。 あまりにも楽しかった。 何を調べてもいい。 何で学んでもいい。 どこまで調べてもいい。 どこまで知ってもいいのだ。 学べる喜びに満ち溢れた結果僕は知識欲の虜となり、その結果僕はモーツァルトの性癖まで知っている。 正直、モ

尿意を我慢しながらTOEICに挑んだ話

我が人生に一片の悔いなし。 そう思ってホームレスは席についた。 もう今から戻って着替える時間はない。 全部ぬいでなにもかも終わりにしてやろうか。 そんなことを考えているうちに試験の時間になった。 僕はTOEICを受けるのは3回目で、今回の試験をかなり楽しみにしていた。 試験は楽しい。 特にTOEICのようなバンバン捌いていかないと終わらない時間ギリギリのテストはとても楽しい。 昔夢中でやったモンハン3のナルガクルガを狩るときの感覚に似ている。 それに僕はTOEICを最

動画の更新が止まった理由と将来の夢の話

最近YouTubeの更新が止まっている。 僕の動画を待ちわびる全国の5000万人の視聴者に申し訳が立たない。 といったところだが、更新が止まってYouTuberに怒る人ってどういう心境なんだろうか。 勝手に好きになったのに、気づかぬうちにその人がしてくれることが「当たり前」になり、それが崩されると怒るということだ。 残念ながらヤバイヤツ・オブ・ザ・イヤーの候補に入れなくてはならなくなる。 さて、なぜ僕の動画更新が止まったのか考えてみて欲しい。 待て。ほんとに考えなくてい

100人ZOOMに参加した話

外出自粛でオンラインコンテンツが増えた。 テレビでどっかの頭のいい学者のおっさんが「ここ10年で起こるはずだった変化が18ヶ月で起きている」と言っていて「あっったまいい〜〜」と思った。 学生の活動も負けずとも勝らずオンラインで様々なことをやっている。 新歓やら勉強会など形は様々だが、大学生はとにかく予定が合わない生き物なのでオンラインはちょうどいいのかもしれない。 その中で、僕もありがたいことに友達からお声がかかりあちこちのイベントに参加したり企画したりしている。 久しぶ