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クイズノックに影響されて1ヶ月でITパスポート試験受けてみた

私はいまメーカーで研究現場のデジタル化を推進している。
俗にいう"DX"だ。

元々の専門は化学だったけど、前職で自分のテーマにデータサイエンスを適用したことはある。
そのためデータサイエンスやPythonに関する知識は少しある。
一方でネットワークやデータベースはほとんどわからない。

だけどDXを推進するにはネットワークなどの知識も必要だ。
しかも部下や関連部署にはIT系に詳しい人もたくさんいる。

このままじゃ非常に具合が悪い。
何も知らないままリーダーをやるのはよろしくない。

そう思った私は『ITパスポート』という国家試験を受けることにした。
勉強期間は1ヶ月。
きっかけは人気YouTuberのQuizKnock(クイズノック)だった。

「10日で国家資格受験」という動画→30日あれば自分もできそう

「IT系の勉強をいい加減にやらないとなぁ」
そう思いながらダラダラと先延ばしにしていた1年前。
なんとなくYouTubeを観てるとこんな動画を見つけた。

「10日間で国家試験に合格する」という動画。
この動画で取り上げられていたのが「ITパスポート」だった。

そして動画を見ているとだんだん「オレもできるんじゃね?」と思ってきた。
もちろんクイズノックの人たちのほうが頭がいいし要領もいい。
だけど私も「受験勉強」はけっこうガッツリやってきた。

しかも調べてみたらITパスポート試験は結構な頻度で開催しているらしい。
だったら自分も受けてみよう。
10日だと流石に短すぎるから1ヶ月だ。

受験対策1:まず試験範囲全体をサーッと学ぶ

というわけでITパスポート試験に申し込んでみた。
あとは受験勉強をするだけだ。

まずは売れ筋の参考書を1冊買った。
そして中身をひと通り読んだ。
ここでのポイントは「難しかったり分からないところも一旦すっ飛ばす」こと。

最初なので全体像を掴むことが大事。
もし難しいところは後から重点的に学べばいい。

私の場合、ネットワークやセキュリティに関する部分が難しかった。
知らない単語が沢山だ。

なのでこのあたりを重点的に学ぶことにした。

受験対策2:過去問を何回もやる

何回か参考書を読んだら次に過去問を解く。
大事なのは1回ではなく何度も解くこと。

受験のコツのひとつは問題に慣れることだと思う。
ITパスポート試験はマーク式、完璧に覚えていなくても選択肢から適切なものを選べばいい。

だけど選択肢に出てくる単語に馴染みがないのでいきなりチャレンジしても点数が取れない。
だから何度も繰り返し解く。
過去問集があればそれをやるのがいい。

過去問をやったら自分の苦手なところも分かる。
意外と「苦手だなぁ」と感じているところと実際の得点が違ったりするのでその点も注意が必要。

受験対策3:英語の頭文字を繋いだ言葉は元の単語で覚える

IT系では英語の頭文字をつないだ単語が出てくることがめちゃくちゃ多い。
"www"も"world wide web"だし、そもそも"IT"だって"Information Technology"だ。

こういった単語はそのまま覚えるのが意外と大変。
だけど元の単語ごと覚えると頭に結構定着しやすい。
というのも元の英単語の意味が分かれば略語とリンクできるから。

だから私は元の単語の連なりで覚えた。
そっちのほうが意味も分かる。

こんな感じで30日の突貫工事でITパスポート試験を受けた。
結果は見事合格。

そして資格を取ったこと自体よりも資格勉強を通して広く浅く学べたのが良かった。
最低限の単語を覚えたので、IT専門の関連部署の人にも前よりは相談しやすくなった。

そんな感じで基本情報技術者も受かった。
次はそろそろ応用情報技術者試験かなぁ。

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