ブレやすい私にとっては「決意」より「何をやるか」が結構大事
私は些細なことを気にしがちだ。
人の仕草や声色、態度の変化は特に感じやすい。
しかも「この人は自分のせいで機嫌が悪いのかな」と昔は思いがちで、いつも精神的に不安定だった。
この思い込みは感受性の高さに起因するものだと今なら思える。
だけど当時は他人の態度に影響を受ける自分を変えたいけど、どうすればいいかわからなかった。
今では自分の感受性が変な方向へ働いたときも対策できるようになった。
それは自分の性格を踏まえて「こんなときどうする」を考えたからだった。
決意した直後にぶれてしまうのが私
子どものころから周りの人の態度や挙動には敏感だった。
そして「周りにどう見られているか」を気にしすぎて逆に挙動不審になっていた。
そんな自分を変えたいと思って色んな本を読んだ。
コミュニケーション能力が高い友達にも相談した。
ただ、だいたい言われるのは「気にし過ぎだよ」という言葉だった。
どれだけ良いアドバイスを受けたとしても自分は変わらない。
確かに話を聞いたり本を読んだ直後「自分を変えよう」と決意する。
だけど翌日になると決意自体がどこか遠くへいってしまう。
こうして新たな本を読んだり、他の人に相談しながら堂々巡りをし続けているのが当時の私であった。
大事なのは「何をするか」
振り返ると当時の私は決意だけして、行動は何一つ変えていなかった。
行動が変わらなかったから同じことで悩み続けていた。
冷静になって考えると、決意だけで何とかなるなら大体のことは何とかなる。
学生時代の私も運動神経抜群でたくましい身体になり、小粋なトークで大人気、バレンタイデーにはチョコを沢山貰えたはずだ。
だけど実際の私は運動音痴でガリガリ、挙動不審のぼっちでバレンタイデーでチョコを貰った記憶がない。
結局大事なのは「変わるために何をするか」だ。
そして「何をするか」を考える上で読書がとても参考になった。
私は「内向的」とか「HSP」という言葉が世の中に出てきて、そんな人に向けた本も増えていく中で解決法を見つけた。
それは「自分の感情が動いたら紙に書き出す」ことだった。
色々試して自分にあった「やり方」を見つける
友達に相談する、本を読む、有名人の講演や動画を見るなど、変わるきっかけはいくらでもある。
ただ、大事なのは自分にあった「やり方」を見つけること。
そしてこればっかりは自分で試してみないと分からない。
他の人のやり方がそのまま当てはまるわけではないし、試行錯誤するしか無いと思う。
だからこそ、まずは色々試してみることが大事。
私自身は元々「書くこと」が苦手だった。
だけど途切れ途切れでも日記を書き続けることによって、今では「書くこと」が好きになった。
そして悩みごとも「書くこと」で解決できるようになった。
変化するための方法は人それぞれ。
だけど「何とかしたい」という気持ちのもとで試行錯誤したら誰でも方法は見つかるはず。
自分自身もまだまだ課題だらけなので、これからも変化できるための仕組みを考え、実行し続けていきたい。
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