読書感想:エッセンシャル思考

どうもYotaです。ここ最近、友人や会社の人と、結婚観について語ることが多い気がします。その度に思うのは、どれが良いというよりかは、どの生き方も良いと思われる世の中だといいなー、ということですね。ポエムからスタートしました。

そんなポエムとは全く関係ない読書感想です。
読んだ本は、グレッグ・マキューン著、高橋璃子訳「エッセンシャル思考」です。

内容について

「人に頼まれると、つい引き受けてしまう」
「仕事が忙しすぎて、プライベートが全然充実していない」
「ハードワークすることが、仕事ができる証だと思っている」

こんな悩みを持っている方や考えを持っている人はいませんか?
そんな人に、本書はオススメです。

この本は、GoogleやFacebook、Amazonなどシリコンバレーの世界的大企業のアドバイザーを務める著者が、エッセンシャル=本質に集中するための方法をについて書いた本です。

本質とは、自分が本当に大切にしたいことです。
大切にしたいことは、人それぞれです。人生において成し遂げたいこと、家族という存在ややりたい仕事など。

いずれにしても、その大切にしたいことに集中するための方法が、本書では書かれています。
なぜ、集中する方法について著者は書いたのか?

それは、世の中には集中を妨げる不要な物事があふれかえっているからです。その不要な物事に大切なことが埋もれてしまい、何も進まない。全てが中途半端で終わってしまう。

そうならないために、自分にとって本当に大切なことを明確にし、その大切なことを達成するための方法が、本書には書いています。

感想

感想としては、前述と重複する箇所もありますが、まず全体を通して個人的には素晴らしい内容でした。

特に「NOと言う」ことについて、書かれた章が刺さりました。
ついつい人に頼まれると、「はい」って言っちゃいますよね。僕です。

頼りになると思われたい。仕事ができるって思われたい。断って気まずくなりたくない。こういった理由から、条件反射で「はい」と言ってしまう。
あるんですよね。。

でも、これは絶対にやってはだめだと、本書では言っています。
確かに、頼まれごとを引き受けると、短期的にはプラスになるかもしれません。

しかし、長期的に見た時、そうやって仕事を引き受けていると、そのうちに限界がきて、全てが半端な結果で終わってしまいます。

加えて、自分自身でコントロールできないから、自分にとって何が大切かなのかも分からなくなります。そして、大切ではないその多くの物事に、自分の時間を消費してしまいます。

そうならないために、本書では「NOと言う」ことの大切さを説いています。NO言うためのコツについても、書かれています。

もちろん、その方法はどこかで聞いたことがあるものもあります。人によって、読んでも参考にならないかもしれません。

でも、僕はこの本を読んで、自分にとって何が大切なのか、物事を判断する時に必ず熟慮するようになりました。

この本は、方法論について教えているだけでなく、そもそもの自分にとって大切なことは何か、人生において大切なことは何かを考えさせてくれる本です。

まとめ

一息に書いてしまいました。読みづらいところがあったらすみません。
それでも、ぜひこの本は読んでほしいなと思います。
訳者の方が上手いのか、ビジネス書ですがサクサクと読めます。

実は、僕はこの本を読むのは、3回目くらいなんです。
最初読んだのは、社会人2年目くらいです。なので、数年前ですね。

この度、久しぶりに読んだ次第です。
そこで感じたのは、自分のこの数年の行動や生き方に、この本がバリバリ影響を与えているな、ということです。

何が大切なのか考えること、やりたくないことにNOと言うこと、時間を大切にすること。こういったことを大事にしてきなーと思います。

これだけ影響を受けているということは、自分にとってこの本はとても良かったのだなー、とあらためて思いました。
繰り返しになりますが、ぜひこの本を色々な人に読んでもらいたいなと思います。

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

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