映画感想:プラダを着た悪魔

どうもyotaです。映画館のポップコーンって何であんなに美味しいんでしょうね。ポップコーンを買うためだけに映画館に行き、家に持ち帰って食べています。家で映画を観ながら、映画館のポップコーンを食べるのは最高です。

はい、ということで今回は映画感想です。

観た映画は「プラダを着た悪魔」です!

あらすじ

ジャーナリスト志望のアンドレア(アン・ハサウェイ)は、何百万人もの女性の憧れと言われる女性ファッション誌「ランウェイ」の編集室に就職が決まる。
「ファッションにまるで興味がない彼女がなぜ?」と編集室のメンバーも、何よりアンドレア自身も不思議に思う。
与えられた仕事は、悪魔と呼ばれる編集長ミランダ(メリル・ストリープ)のアシスタントだ。
日夜、ミランダから嵐のごとく降ってくる指示を懸命にこなすアンドレア。最初はファッションに興味もなく、アシスタントの仕事もジャーナリストになるまでの腰掛け程度にしか考えていなかったが、次第にファッションと仕事の面白さに目覚めていくー。

あらすじとしてはこんな感じです。

感想

もう最高でした。本当に最高の一言です。ちょっともう見たばかりで興奮が収まらないので、思いつくままに書いていきます。

仕事を頑張ろうと思える映画でした。前に同じアン・ハサウェイ主演の「マイ・インターン」についても感想を書きましたが、「マイ・インターン」も仕事を頑張ろうと思える映画でした。

ですが、「マイ・インターン」と違うのは温度感です。

マイ・インターンはもっとリラックスした気持ちで仕事を頑張ろうと思える映画です。良い意味で肩の力が抜けるような。

でも、プラダを着た悪魔は、もっと貪欲に向上心を持って仕事に取り組もうと思える映画です。

アンドレアの頑張る姿を見ると、自分にももっとできることがあるんじゃないか、もっと頑張れるんじゃないかと思えます。特にアンドレアが最初に挫折して、スタンリー・トゥッチ演じるナイジェルに慰めてもらおうとすると、逆に「甘ったれるな」と叱責されます。

そこからの展開は最高ですね。まずは服装を変え、服装を変えると心も変わる。言い訳や泣き言を言うことなく、黙々と仕事をこなしていく彼女の姿は本当に刺激をもらいました。

女性からの支持が大きい映画だと思いますが、性別関係なく仕事を頑張っている人の背中を押してくれる映画だと思います。

服は武器

繰り返しになりますが、アンドレアが服装を変えるシーンは最高ですよね。何回も言っちゃいますけど。
同僚の視線も変わりますし、何よりアンドレア自身の仕事に対する心構えや心情の変化がよく出ていました。

やっぱり服って武器だよな、と思います。僕自身も新しいスーツを着て出勤する時は、不思議と背筋が伸びる思いがします。
たかが服、されど服。身につけることで人の気持ちも変えてしまう。自信もつけさせてしまうのは、服ならではの魅力だなと思いました。

途中、彼女の心情が変化したことにより、恋人や友人と気持ちがすれ違っていくのも、分かるなーと思いました。

人間ってよくも悪くも一緒に過ごす人や環境に染まりますよね。仕事への楽しさを覚えたアンドレアは、プライベートを大事にしたい友人や恋人とのすれ違いが起こります。

これはどちらが良いとかではないですし、またその時々によって大事にしたいものも変わると思うんですよね。仕事を頑張りたい時もあれば、プライベートを充実させたい時もあるでしょうし。

だからこそ、恋人や友人に彼女の頑張りがなかなか理解されないシーンは、切ないというかもどかしい気持ちになりました。同様に、恋人もアンドレアに自分の気持ちを理解してほしいとは思っていたのでしょうけど。

チャンスを掴めるか

後はアンドレアが、パリ行きを同僚のエミリーからアンドレアに変えるとミランダから言われた時、辞退するか行くべきか悩む姿も共感しましたね。

大きなチャンスを前にして、それを掴むかどうか。しかも、そのチャンスは同僚が死んでも行きたいと言うほど渇望するもの。普通なら同僚に遠慮して断ってもおかしくないですし、むしろそうする人がほとんどだと思います。

でも、そこで行く人が、一歩踏み出せる人がチャンスを掴んでいくのかなとも思いました。自分がもし同じような場面になった時、どうするかは分かりませんが、やっぱりチャンスを掴める人間でありたいなと思います。

アンドレアはパリに行ったことで、自分の信条や進むべき道を再確認し、最後は夢だったジャーナリストになっています。彼女にとってパリに行ったことは大きな転換点であり、ジャーナリストの夢に進むための機会になったのかなと思いました。ちょっと強引ですかね。

また、ラストも良かったですね。上述の通りアンドレアはジャーナリストの夢を掴むのですが、再就職先の面接官から「前職の様子をランウェイに訊いたら、ミランダからFAXで返信がきた。彼女を雇わないなら、私は大ばか者だそうだ。最高の褒め言葉だよ」というのが堪らないですよね。

そこからのラストのミランダの笑顔が素晴らしいですよね。もうラストの感動が凄まじかったです。涙涙の感動というより、思わず笑ってしまうようなとても爽快感のある感動でした。

キャストについて

映画の内容としては、こんなところで役者さんも良かったですね。主演のアン・ハサウェイやメリル・ストリープはもちろん、スタンリー・トゥッチにエミリー・ブラント、サイモン・ベイカーと皆良かったです。

※サイモン・ベイカーは別の作品で見たことあるなーと思ったら、アメリカンドラマ「メンタリスト」の主演ですね。

まとめ

勢いのままに書いたら、めちゃくちゃになってしまいました。
とにかくもう本当に良い映画でした。なぜもっと早く観なかったんだと。

ただ、自分が今仕事を楽しんで、頑張りたいと思っているからこそ、余計に響いたのかなと思うので、やっぱり今観たのはベストタイミングだったのかなと思います。

ということでそろそろ終わりにします。
ここまでお付き合い頂き……That`s all.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?