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大人になってわかった父のあの言葉の意味【矢印を自分に】

こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は、大人になって意味を理解した「父の言葉」をお話ししていただきます。

私の父はとても厳格な方で、数えきれないほど叱られたのを覚えています。
かつ、なかなかに棘のある怖い叱り方をするので、小さな頃の私は父のことを正直好いていませんでした。

大学に進学するときに親元を離れ、そこからは感謝の気持ちが芽生えたり、今では昔叱ってくれた意味を理解することができています。

叱られたときによく言われたセリフに、こんなことがあります。

【体が小さいことを言い訳にするな】

これは柔道のことで叱られたときによく言われていたセリフです。
私は小学1年生から大学4年生まで柔道を学んでいたのですが、昔から本当に体が小さく、弱っちい少年だったんですよね。

今も小さいのですが、さらにちびっこで。
小学生くらいの柔道なんて、正直"大きいもの勝ち"です。

「大きければ勝てる」と言っても過言ではありません。
すなわち、「小さければ負ける」です。私自身、小学生の時は体の大きい人に負けてばかりでした。決して技術とか体力とか、そういうことではなく。

そして、負けるといつも叱られます。「体が小さいことを言い訳にするな」と。そうは言ってもねえ、、、と思っていましたが笑

しかしながら、これが大きな「教訓」になっているのも間違いありません。今ではこのセリフを幼少期に叩き込まれてよかったと思います。

「体が小さいことを言い訳にしない」
このセリフから読み取れる本質は、「自分に矢印を向ける」大切さです。

体が小さいのは、変えることのできない事実です。
そしてその体よりも、相手の体が大きいのも事実です。体が大きい方が有利なのも事実。自分ではどうしようもできないこと。

だからしょうがないでしょ?むりむり

これは、矢印が"相手に"向いてますよね。すなわち「他責」です。
でも、矢印を"自分に"向ける、すなわち「自責」で考える習慣を父から教わりました。

相手の方が体が大きくて、有利なのは事実だけど、それって変わらないこと。それよりも、「自分はどうすればもっと良くなるのか」を考える力が自然に培われていました。

この教えがあってこそ、私は中学生の時に県大会で2位まで進んだのです。「小さいことを言い訳にするな」というのは、率直にいうと「技術を磨け」ということですよね。中学になると「階級」が細分化されるので、体のハンデが格段に小さくなります。驚くほど勝てるようになりました。

父のこの言葉には、「今は勝てなくっても諦めなければお前は…」という言葉が後ろについてきそうですね。

さて、この「自分に矢印を向ける」ということは、人生そのものに大切な考えです。

・時間がないから
・仕事があるから
・もう若くないから

変えようがない事実に嘆く人は多いですが、「今の環境は自分が作り出したもの」と"自責で"考えられている人は少ないですよね。

変わらないものは変わらない。でも、"変えることのできた"選択肢から選んできた結果、「自分が作り出した今」があるのです。
これに"他責に"なっていたら、今を良くすることはできませんよね。

だって、実は今も"変えることのできる"状態なのに。
「今をより良くするために、自分ができることってないかなあ?」そんな考えが、人生を変えていくと思います。

自分に矢印を向けて、人生を前へ前へ進めましょう。

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