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2023年今年はどうなる?

みなさま、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

年末に子供と鬼ごっこをしていて肋骨を折りました。人生初の骨折ということで、初体験なことが多く相変わらず周りの人たちに助けられて生きています。いつもありがとうございます。(ちなみに、仕事をするには全く支障はありません!)

「カルシウムを取る、牛乳を飲むといいよ」というアドバイスをよくもらうのですが、摂取してからそんな短時間に骨になっていくもんなんでしょうか(笑)。とりあえず毎日飲みたいと思います。

なんにせよ、厄落としは年末で終わらせましたので、1日1日を一生懸命に生きて、今年もいい一年にしていきます。

今年はどうなる?

年末年始、多くの新聞や雑誌で2023年がどうなるかという記事が書かれています。例えば、日経ビジネスさんですと「大胆予想2023、「有事」に備えよ」(台湾有事に関する記事は大変勉強になりました)、ダイヤモンドさんですと「2023 新時代に突入!どうなる?総予測 株価・円安・物価・企業業績」(業界ごとにまとまっていてキーパーソンの方々のインタビューは大変面白く勉強になります)

結論、読めば読むほど、わかりません。。。インフレ、金利上昇、紛争などなどによって、2023年は不景気に突入する可能性は高そう。ただ、去年の今頃は、ロシアによるウクライナ侵攻が現実に起こるなんて思ってもみなかったですし、サッカーW杯でドイツ、スペインを破って決勝トーナメントにいけるとも思っていなかった。「事実は小説より奇なり」

経営としては、「最悪を想定しながら準備し、目の前のことに凡事徹底で取り組む」、人生としては、「人間万事塞翁が馬、目の前のことに一生懸命取り組み、周りの家族、友人を大事にして、しなやかに今を楽しむ」ということで、2023年も、現時点では想定もできない様々なことが現実に起こることに精一杯一喜一憂しながら、人生を楽しみたいと思います。

2023年のマネーフォワードは?

企業向け、個人向け、金融機関向けのサービスを提供させて頂いていますが、それぞれの事業で今年も多くのことを計画していてワクワクしています。書いていくと長くなりすぎるので、今回はまずは企業向けについて。

企業向け「コンポーネント型ERP(Composable ERP)」の提供
僕たちは2012年FintechやSaaSという言葉すらない時から、サービスを開発し、現在企業は22万社、個人ユーザー様は1,300万人以上(*1)の方々へサービスを提供させて頂いていると共に、金融機関様等の提供サービス数も100件になりました。

SaaSプロダクトは、「コンポーネント型ERP(Composable ERP)」として(この言葉も当時はなかったですが。)、ユーザー様が導入しやすいように、必要なサービスだけを使っていただけるような形で提供しています。
この記事に記載があるように、現代においてはこの形が適しているのでは、と数年前に判断しましたが、今のところは正解だったように思います。

企業は、あらゆる組織のバックボーンであるレガシーERPシステムでは、今日のビジネスのスピードに対応することが困難になっていることを痛感しています。これは、業界で最新のトレンドである「Composable ERP」への傾向が加速していることを意味しています。企業は、Composable ERP戦略を採用することで、レガシーアプリケーションと最新アプリケーション間のギャップを解消する柔軟なプラットフォームを利用することができます。

※Boomi Japan 合同会社プレスリリースより引用

今では、下記のように、バックオフィス向けに複数プロダクトを開発、提供することができるようになり、昨年はインボイス制度に対応するプロダクトとして、「マネーフォワード クラウドインボイス」をリリースすることができました。(インボイス対応検討の方は、ぜひお声がけください!)

また、「マネーフォワード クラウド連結会計」(昨年12月リリース)、「マネーフォワード クラウド個別原価」(今年2月リリース予定)が加わり、プロダクトラインナップの拡充とサービスクオリティの向上をともに進めています。

一方で、まだまだ、ご要望いただいている機能が開発できていなかったり、安定運用に課題があったりと、ユーザーの皆様にご迷惑をおかけしている点が多々あります。申し訳ありません。

また、「サービスを提供する」ということと、「そのサービスをユーザーの皆様が快適に使っていただき、便利になる、爆発的に生産性があがる」ということには、とてつもなく大きな大きな開きがあります。

その大きな開きを埋めていることが大きなチャレンジかつ本当に大事な点だと思っています。サービスの改善は勿論のこと、カスタマーサクセス、カスタマーサポートにも、より力を入れていきます。

SaaS x Fintech の次の世界へ
22万社もの事業者の方が使ってくださっている企業向けプラットフォームになってきた今、我々がどんなサービスを届けることができるか、は、国内の最大の課題の一つである「低い生産性の解決」に直接的に繋がっていきます。

「請求書を受け取ったらすぐに支払いができたらいいのに。」
「入金があったら消し込み自動化できればよいのに。」
「会計情報があれば、すぐに資金繰りが解決できる融資やファクタリングが使えればいいのに。」

こういったニーズを満たすことができるのが、SaaS x Fintechのソリューションです。

当社は、すでにマネーフォワードケッサイによるファクタリングなどの売掛金早期資金化サービス『マネーフォワード Pay for Business』による個人事業主・企業向け事業用ビジネスカードを提供しています。

バックオフィス業務から、決済や資金繰りを含む金融業務が自動的につながっていけば、どんなに便利で、どんなにミスが減り、どんなに生産性が上がる世界が訪れるでしょうか?
結果的に、企業の成長は加速し、社会全体も進化していくはずです。


年末年始、北海道の某ホテルで過ごしていたのですが、圧倒的な人手不足で現場の方々が本当に大変そうでした。。(しかもクレームにもなるので、余計時間がとられる。。睡眠不足とストレスで見ていて気の毒な位でした)

これから人口減少が劇的に進む日本において、ITによる機械化、自動化、そしてAIによる自律化は必須です。この分野において、ユーザーさんに「これは便利になった!」「Wow!!」という体験をなんとか少しでも多く作っていきたいと思います。

個人的には

娘とワールドカップの話をしていた時に、「タトゥーを入れた選手が多いねえ、どう思う?」と聞いたら、「別になんでもよくない?個人の自由だし。個人がしたければいいと思う。私は別に今はしたいと思わないけど。」と軽やかに言われました。

僕たちが大好きなインターネットは、多くの便利さ、快適さを生み出す一方で、監視社会的な、弱いものいじめ的な生きづらい、窮屈な世界も生み出しています。インターネットが「優しい、自由なインターネット」であるといいなあと思いますし、若い世代は僕たちの世代より、より逞しくしなやかに自由になってきている気がします。

目の前の仕事に集中しつつも、こちらで書いたテーマ
「海外留学生への支援、金融リテラシー向上への取り組み、スタートアップ支援、研究者の支援、環境問題の解決、貧困問題への取り組み」にも今年はより取り組んでいきます。

また、5年10年を見据えて海外への取り組みを加速するために海外出張も増えるでしょうし、スタートアップを目指す人がもっと増えて欲しいなとも思っているので、僕ができる範囲で貢献、発信もしていければと。

2023年も、皆様と楽しく充実した、やりがいのある一年にしていきたいと思いますので、ご指導、ご鞭撻の程どうぞよろしくお願いします!




(※1.利用者数は、『マネーフォワード ME』アプリのダウンロード数およびWEB登録者数の総計。『マネーフォワードfor●●』などの金融機関向けサービスの利用者数は含まない。)


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