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エンジニアが気を付けるべきポイント

私が若手のエンジニアだった頃を振り返ると、ひたすら技術の知識を頭に詰め込む日々でした。

そんな私が色々な事を覚え自信を付けたとき、いつの間にかこんな事を考えるようになっていました。

・私は〇〇さんより技術がある
・私の技術はチーム内で上位の方だ
・周りのやつらは技術がない
・なぜこんな簡単な事が解らないんだ?

悪気はなかったんですけどね・・。

この頃を振り返って考えてみる

でも・・これって誰でも陥る可能性があると思います。

今振り返ると、これはとてもよくない考え方だったと思っています。

よくないと思うのは「見下す」みたいな倫理的な話を言っているのではありません。良くなかったと思っているのは「視野」です。

経験を重ねて気付いた事

技術の知識向上を目指すのは当然の事です。

でも、さらに経験を重ね気付いたのは、技術を「会社やプロジェクトの中でどう生かすか」「どう他の人と連携していけるか」・・を意識する方が重要である事に気付いたんです。

例えば

プロジェクトや会社は、複数人で動く事で成り立っています。

そこには、売る人・守る人・作る人・使う人・管理する人・買う人。などなど様々な人たちが存在します。

この人達と一緒に仕事をしたときをイメージしてみてください。

・身に付けた技術で作ったモノはどうやったら売れるでしょう?
・他のメンバーとどうやってモノつくりを進めますか?
・どんな事を考えれば成功しますか?

仕事をするときって必ず「他の誰か」と関わる事が想像できると思います。

自分だけではなく他の人を意識する

この「他の誰か」と関わったとき、自分が得た技術を「どのように使い・どう動けるかが」何よりも大事なんです。

技術レベルが高くても、必要とされなければ意味がないし、他の人と足並みをそろえた動きができなければ、せっかくの技術を生かす事もできません。

ここを意識できていないと「慢心」が生まれ、コミュニケーションエラーの原因に発展していきます。

以前こちらの記事で、プロジェクトが失敗する原因は「慢心・思い込み・情報不足」というお話をさせていただきましたが、こちらはその「慢心」に該当すると私は考えています。

最後に

この話を最後にまとめますと・・

「誰よりもたくさん技術を覚えたい!」

最初、多くの人はこんな感じの目標意識をもって、技術を学んでいると思います。でもこの考え方は「自分」だけしか意識していません。

大事なのは、覚えた技術を「プロジェクトでどのような貢献ができるか」「他の人とどう連携していけるか」のように、視野を広げた意識が重要です!

以上となります!最後まで読んでいただきありがとうございました!

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