肩こり、筋肉痛が改善する温冷交代浴

サバイバルキャンプや釣りに夢中になってしまうと、その日は楽しいのですが、次の日が大変になります。

電車で移動できる荷物


それが全身の筋肉痛です。
夢中になって色々動き回ったり、手足を酷使してしまうので、いつの間にか筋肉痛になってしまうのです。
何年か前のサバイバルキャンプの2日目は、全身が筋肉痛の中釣りをしていましたが、なぜ自分が筋肉痛になっているかさえもよく分かっていませんでした。
さて、そんな筋肉痛ですが、次の日に筋肉痛になりにくい方法を、ある時に偶然に発見しました。
それが以前、バンドの仲間たちとスキー合宿に行った時のことです。
北海道出身の僕としては、毎年スキーに行くことは定例行事でしたが、関東に引っ越しをしてからは、スキーに行くことは贅沢な遊びであることを理解し、数十年スキーに行っていませんでした。
たまたま、バンドの仲間が、スキー場近くの高級ホテルの無料宿泊券をゲットしたことから、スキー合宿という企画が生まれました。
さて、数十年ぶりのスキーでしたが、体で覚えた技術は、不思議に何十年たっても体が覚えているのです。
エッジを効かせたスピードダウン、直線で斜面を下っていく時のスリリングな感覚、リフトに乗っているときのリラックスした感覚。
どれも懐かしく思いました。
とは言え、普段使わない筋肉を使うので、体が無理をしている状態であることは、初日で分かりました。
ホテルに到着し、夕食を食べた後で、お風呂に入ることにしました。
その時に、ふとサウナと冷水風呂のことを思い出し、熱い湯船に浸かった後、冷水シャワーを浴びて、再度湯船に浸かってみたのです。
それを2回ほど繰り返し、その日は寝ました。
次の日の朝、起きて気づいたのが、ほとんど筋肉痛がないことでした。
メンバーは、例外なく筋肉痛を訴えていましたが、自分はそれほど筋肉痛にならなかったのです。
ひょっとすると、前日の熱い湯船と冷水シャワーという温冷マッサージが効力を発揮したのかもと思い、その後筋肉痛になりそうな活動をした後は、温冷マッサージをしてみることにしました。
その結果、ある法則を発見することができました。
これは、腰痛、肩こりといった症状に悩まされている方にとっても、有益な方法だと思います。
その法則とは、温冷を意図的に繰り返すことで、筋肉痛、肩こり、腰の痛みが軽減するというものです。
ここ数年間、これまでのインドアな生活を改善し、肉体を使うアウトドア作業を増やしてきました。
肉体を酷使するので、当然、筋肉痛や肩こり、腰痛は日常茶飯事です。
ですが、温冷マッサージをすることで、こうした悩みが解消されるようになりました。
痛みが発生しそうな作業を行った日は、必ずお風呂に入ります。
熱いお湯の中で、筋肉痛になりそうな箇所をマッサージしていきます。
特に腰痛の場合は、お尻を全体的にマッサージすると効果的です。
お尻の筋肉を指全体で押した時に、意外と痛い部分があると思います。
そこを何回かマッサージしてあげると効果的です。
十分温まったら、今度は手足に冷水シャワーをかけます。
慣れてきたら、手足の外側から今度は体全体に冷水をかけます。
ただ、冷水に慣れていない人は、最初は手足だけでも十分です。
もう一度湯船につかります。
冷水をかけた部分が、ジリジリしていることに気づくと思います。
その状態で、再度筋肉痛になりそうな部分をマッサージしていきます。
この冷水シャワー、熱い湯船に浸かるを2,3回繰り返します。
血行がよくなり、湯船から出ても体がポカポカしているはずです。
お風呂で、こうした温冷マッサージをしてから、一晩睡眠をとると、次の日の朝の体の調子が全然違うんです。
日本は、もともと温泉や銭湯の文化がありますね。
温泉や銭湯は、単に体を温めるだけでなく、筋肉痛や腰痛の治療の意味合いもあったんですね。
ちなみに、この温冷交代浴は、じつは世界のアスリートも実践しているそうです。

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