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懐かしの曲を聴く

ブラスバンド歴が長かったわたくし。
小学生から器楽曲に親しんでおりました。
(あ、その前からピアノも習っていたけど、ほぼ黒歴史なので割愛)

もともとオタ要素は多々あったけれど、花開いたのは高校生のときですかねぇ。。。
はじめてお付き合いした方が部活の先輩で、あれこれ教えてもらった……というより、話についていきたくてあれこれ知識を仕入れた、と言った方が正しいかもしれない。

当時はネットなんてないし、音楽を聞くならCD屋さんに行くかレンタル屋さんに行くかNHKの放送をフル活用するか。という感じ。

あ、そういえば、父が職場に営業に来た人から、クラシック名曲CD60枚セット(CDラジカセ付き)を購入したことで、我が家の音楽環境は劇的に改善しました。
(しかし突然20万円以上の高額お買い物をしちゃった父に、母はブチギレてました。当然か。笑)

とりあえず、最低限の「名曲」は、名演奏家のものが聴けるようになった。
ぱちぱち。

しかしブラスバンドの世界では、「ブラバンならでは」の選曲も多く、そうなると買ったり借りたりしながら聞くわけですね。

当然あれこれ吟味して購入したり、誰かから借りてダビング(泣)したり。
TSUTAYAのお世話になったりしました。
懐かしいわぁ。。。

当時のCDやカセットテープは、すでに手放したものも多数。
思い出よりも収納スペースを選んだ結果です。後悔はない。


でもたまに懐かしくなって、聴きたくなったりもするじゃないですか。
そんな時はサブスクとYoutubeをフル活用ですよね。

で!
昨日お風呂でふと思い出したのです。この曲を。

カール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」。
いやぁ懐かしい。
しかも、この小澤征爾&ベルリンフィル&晋友会合唱団のやつ、テレビでやったのを録画して何回も何回も見た気がする。。。
(記憶がだいぶ怪しいけど)

1曲目の「o fortuna」は、テレビでもよく流れますよね。
ティンパニが格好いいなぁ。


私が高校生の頃かな?
急に吹奏楽の世界で頻繁に演奏されるようになった気がしたんだけれど、、、もしかしたら知らなかっただけで、ずっと演奏されていたのかな。

管楽器と打楽器が華やかな曲なので、吹奏楽で演奏してもあんまり違和感ないですよね。
当時は本当に憧れの曲でした。

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この曲は世俗カンタータという位置づけで、クラシックの合唱曲によくある「教会のための合唱曲」とはちょっと違う。

歌詞を見ながら聴いていただくとすぐわかるんだけど。笑

バリトンのソロがめっちゃ格好いいこの曲。
(上の動画だと34:35あたりから)

これのタイトル、日本語に訳されると「わしは僧院長さまだぞ」になるらしいんですよ。

僧院長さまだぞ!笑

気になる歌詞はYahoo!知恵袋に掲載されていた訳詞をご確認ください。

僧院長さまの前の曲は、丸焼きにされる白鳥が歌う歌だし、いやもう面白い。

でも音楽は本当に魅力的で、わたしは終盤のソプラノソロ「とても、いとしいお方」からのエンディングの流れが大好きでした。
(小澤征爾さんの動画だと54:30過ぎから)
美しいなぁ。

魅力的な楽曲が多く、インパクトも強い。
「カルミナ・ブラーナ」を聴いていると、人間っていいよなーっていう気分になる単純なわたくしでございます。

もちろん神さまに捧げる音楽も素晴らしいけどね!

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そういえば、オルフが作った別の世俗カンタータで「カトゥーリ・カルミナ」という曲があるらしい。
んだが。
なかなかアレな曲らしいですね。

興味がある方はこちらの記事が参考になるかと。
すっごい爆笑してしまいましたが、下ネタが苦手な方は見ないことをおススメします。笑。


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