【銀行員向け】ビジネスマッチングの重要性について
昨日「お客さまのビジネスの理解」をテーマに投稿しましたが、
本日は「ビジネスマッチングの重要性について」をテーマに投稿します。
銀行員がお客さまの
①売上拡大
②コスト削減(業務効率化含む)
③ガバナンス強化
を答えるには、銀行グループの商品では限界があります。
そんな中で、唯一全てに答えることができるもの、
それが「ビジネスマッチング」です。
銀行の取引先を担当クライアントにご紹介し、その結果ビジネスにつながれば、課題を解決できる可能性があります。
一方的に紹介するだけでは意味がありません。
引合わせする双方にメリットがなければ、ビジネスはスタートしません。
それを考えて、紹介ができるのが銀行(金融機関)の強みだと私自身は考えます。
(銀行以外で、規模問わず全産業と取引があり、経営状況も把握できている、業態は他にありません)
では、どのような企業を紹介すれば良いのか、
それが昨日投稿したお客さまのビジネスを理解するところにつながってきます。
例えば、
業績がなかなか伸びていないお客様に対して、①売上拡大に関するマッチングを考えるとします。
業績が伸びていない要因が、商品・サービス自体に課題があるのか、集客方法に課題があるのか、販売方法に課題があるのか、体制に課題があるのか
まずは仮説を立て、お客さまとディスカッションをします。
商品・サービスは良いけど、集客方法に問題があると言う課題認識が確認できた場合(例:新規顧客獲得ができていない)は、新規顧客に訴求できる仕組みを持っている企業の紹介や、そもそもその商品に興味がありそうな企業を紹介するなどで売上拡大に貢献できる可能性があります。
一見、銀行ビジネスに関係のない行動に思えるかもしれませんが、
このレベルでお客さまのビジネスに対して向き合うことで、お客さまからの信頼獲得と副次的効果として、融資の稟議がスラスラ書けるようになり、審査セクションとのやり取りがスムーズに進むようになります。
私が今後発信していきたい内容は、
①売上拡大
②コスト削減(業務効率化含む)
③ガバナンス強化
に関する課題解決ができる企業や情報を数多くご紹介し、
みなさまの営業活動の一助になれればと考えています。
不明点、ご意見等ありましたらXのアカウント(@yossi_biz)にDMを頂ければ幸いです。
引き続きよろしくお願いします。
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