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ミレーと4人の現代作家たち -種にはじまる世界のかたち-

山梨県立美術館で7月1日(土)〜8月27日(日)の期間、開催される展覧会「ミレーと4人の現代作家たち -種にはじまる世界のかたち-」。4人の現代作家のうちの一人、山縣良和さんの展示に関わらせてもらっています。

ミレーの作品を同じ時代に生きる現代作家たちの作品と併設し、多様な解釈を開くことを試みるこの展覧会。開館45周年の記念事業ということもあり、気合いの入った大規模なものです。

展覧会の第1章「移動、創造」を担当する山縣さんは、「Field Patch Work つくりはかたり、かたりはつくり」と題し、コロナ禍を経て関わりを深めた長崎県の小値賀島と山梨県の富士吉田市から素材を集め、会場全体を構成します。

フィールドワークのお手伝いで、富士吉田の工場や施設を案内する、だけのつもりが、織機の運搬、設置、電気工事の手配など思ったより深く関わることになりました。

移住してからずっと関わってきた織物産業が県立美術館で、しかもミレーと並んで取り上げられるということで、ぼくらとしても誇れる仕事になりそうです。期間中のどこかでは実際に織物を織るワークショップが開催されるかもしれません。

参加する現代作家は、山縣良和さん淺井裕介さん丸山純子さん志村信裕さんの4人、お披露目がとても楽しみです。

ミレーと4人の現代作家たち -種にはじまる世界のかたち-

会期:2023年7月1日(土)~8月27日(日)
時間:9:00~17:00(最終入場16:30まで)
料金:一般 1,000円(840円) 大学生 500円(420円)
休館日:
7月3日(月)、10日(月)、18日(火)、24日(月)、31日(月)、8月7日(月)、21日(月)
場所:山梨県立美術館
 〒400-0065 山梨県甲府市貢川1丁目4−27
HP:https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/exhibition/next.html