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人望が集まる考え方を読んで学んだこと。

今回この本は、人間関係の極意について学び、人とかかわって本当の成功と幸福を手に入れる方法が書いてある本でした。

人間の習性はやっかいなものではなく、むしろ理にかなったもの。その人間習性を理解していないから大勢の人が人間関係で苦労しているのだと本書の冒頭に書いてあります。


・相手の自尊心を満たす

私たちは他人と上手くやっていく方法を学ぶ必要がない。ほとんどの人でもそれなりの方法をすでに会得しているから。

大切なのは、他人とうまくやっていきながら、満足感を得ると同時に相手の自尊心を満たす方法を見つけることである。

人間関係の極意とは、お互いの自尊心を満たすようなやり方で相手と関わること。これこそが人とかかっわって本当の成功と幸福を手に入れる唯一の方法。


・人を動かす基本的な秘訣

全ての人は自分の自尊心を大切にしてほしいと願い、それを傷つける人を敵とみなす。

人とかかわる時は、次の4つのことを肝に銘じる必要がある。

1 すべての人は程度の差こそあれ自分本位である。

2 すべての人は自分に最も強い関心を抱いている。

3 すべての人は自分が重要だと感じたがっている。

4 全ての人は他人に認めてもらいたいと思っている。

全ての人は自尊心を満たしてほしいと願っている。相手の自尊心を満たせば、おのずと好意的な態度をとってくれる。自尊心が満たされないと人々は摩擦やトラブルを起こしやすい。人々はたいてい自分の自尊心を満たすために行動するから、正論を説くよりも相手の自尊心を満たすほうが人を動かすうえで効果的。


・自分の「隠れ資産」を有効に使う方法

「隠れ資産」とは

・あなたが他人の価値を認める力

・あなたが自分を好きになるのを手伝う力

・あなたが他人を受け入れて大切に扱う力

以下のとうり、あなたは人々が求めてやまない貴重な「隠れ資産」を持っている。

気前よく与えれば、必ず何倍にもなって戻ってくる。


・他人の行動と態度をコントロールする方法

すべての人は気づいているかどうかにかかわらず、つねに相手の行動と態度をコントロールしている。

人間は相手の行動と態度に対して同じように反応するといる心理学の法則がある。実行すれば驚異的成果が得られる。

相手に敵意を持つと、相手もあなたに敵意を持つ。相手を怒鳴りつけると、相手もあなたに怒鳴りつけたくなる。感情を抑えて冷静に振る舞えば、相手を怒らせることなく冷静に話し合うことができる。自信にあふれた態度をとることを心がけよう。


・相手によい第一印象を与える方法

自分が望む「主音」で会話を始めれば、相手の行動と態度を驚くほどコントロールすることができる。自分の最初の言葉、動作、態度が「主音」となることを肝に銘じよう。

多くの人は他人にどう思われるかを絶えず心配しているが、自分が他人にどう思われるかは、自分の自己評価によるところが大きい。したがって、もしあなたが望みどうり受け入れてもらえないなら、たぶんそれはあなた自身の責任である。


・人々をひきつける3つの条件

第1の条件 相手を受け入れる

人々をあるがままに受け入れよう。人々が自分らしくいられるように気配りをすることが大切だ。完璧な人でないと好きになれないと主張してはいけない。

第2の条件 相手を認める

相手の中に認めるべき長所を探し求めよう。ささいなように思うものでも、それを相手に伝えるといい。相手はあなたが認めてくれていることを知って気分よくし、もっと認めてもらうために行動を改善するはずである。

第3の条件 相手尊重する。

相手を尊重するというのは、相手の価値を高く評価することである。相手の価値を高く評価していることを伝えよう。相手に感謝し、相手を待たせず、相手を特別扱いしよう。


結構要約してみましたが、とても勉強になる本で定期的に読み返したい一冊だった。今後の人間関係に役立つ本でした。




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