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日々にちにち

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日々の中で気づいたことをぽつぽつと書き留めてゆきます。
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#ひとりごと

憧れられる=切り離される、という体感

憧れられる=切り離される、という体感

北海道で、数年前から暮らしを作り始めている友人夫婦がいる。
わたしも3年前からそこに参加し、一緒に暮らしを作っている。

そこでの暮らしは、自然と共にいる暮らしで。
太陽と月と時間を共にし、畑の恵みを受け取り、出たゴミはコンポストとして自然に還す。

ここで発信していることを、わたしの周りの友人たちは「すごいね〜」と言ってくれる。
そしてつい昨日、「北海道での生活、本当にオシャレだよね!」「真似で

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『全ての私を、あっていい』と受け止める

『全ての私を、あっていい』と受け止める

誕生日を迎えてから、ちょうど1ヶ月。

10年近く前に買ったソファをやっと手放して、部屋に空間ができた。
そこにどかんと60号の大きな大きな絵がおさまった。
2年に一度くらい、友人が節目で渡してくれる”いまのわたし”。

この絵を見た時は、圧倒されすぎて受け取れなかった。
「わぁ、すごい!ありがとう!」って言えなかった。
『すごすぎる。プレゼントだとしても、これは価値が高すぎて受け取れない。』

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たくさんほしい。でも本当はいらない。

たくさんほしい。でも本当はいらない。

フリーランスになってから、仕事を選んでやったり、なんならやらなかったりしているので、確実に収入が減っている。

お金が減ってきて「不安。。」と思うことが増えてきた。
でも、なにがそんなに不安かというと、衣食住環境が保てるかどうかだけなのだ。

とくに住環境。
月に何万円も家賃に当てている。
月の支出の半分は家賃。

このままだと、いつまで東京で一人暮らしできるのかなぁ、と考えてしまう。
でも、そん

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生きるというスタンス

生きるというスタンス

わたしの仕事のパートナーは、いわゆる”変わっている”。
ケータイのキャリアを解約して、スマホは持っているがwifiがあるところでないと連絡はつかないし、そもそも、もろもろのSNSの通知をきっているので本人のタイミングで確認したいと連絡が言ってることもわからない。
かつて受信を実行しないと届かなかった、メールみたいだ。

そんなパートナーと組んで仕事をしているのだけど、ある共通の友達と今日話していて

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鮮やかな記憶とすり抜けていく言葉

鮮やかな記憶とすり抜けていく言葉

人はそれぞれ、記憶を留めるためのチャンネルを持っているようだ。

今日話していた人は、ミーティングをするとき、話しているうちに自然に手が動き、メモのような、図形のようなものを書いていき、それがどんどん溜まっていくらしい。
言葉としてメモをとるのではなく、グラフィックができあがるそうだ。
その人はワードだけで記憶を留めるのがどうも苦手だと、自分で気づいたらしい。

その人は、旅先にはクロッキー帳とお

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1人に1つの砂時計

1人に1つの砂時計

"1人に1つ、砂時計を持っていて
病気で余命を宣告された人はそれが透明で
自分はただ残された砂が見えてないだけなんだって思ったんだよね。"

昔、ヘルパーのバイトをしたことがあるという友達が、ふとそう言った。

そうか。
わたしたちは落ちた砂と、まだ落ちてない砂の間で生きてるのか。

自分には、あとどれくらい砂が残っているんだろうか。
知っていたほうがいいのか。
知らないほうがいいのか。

その子

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種を残さない、という選択

種を残さない、という選択

「知的能力が高い人は、生殖能力が低下するという検証結果があるんだよ。」

そんなこと考えたことなかった。

知的能力が高い人は、地球のいまの状況に憂いていたり、仕事をバリバリとこなす上でのストレスを抱えていたりが影響して、精子や卵子の量が減少するそうだ。
未来に自分たちの種を残そう!という想いが薄れることが原因らしい。
そして、不妊治療なんて言葉も、30を超えてくると当たり前のように聞こえてくるよ

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ハッピーが循環し、届くもの

ハッピーが循環し、届くもの

部屋で作業をしていたら、ふとコーヒーのいい香りがすることに気づいた。
でも、今日はまだコーヒー入れてないし、なんでだろう。

そういえば、机の下に置いたかばんに、昨日もらったコーヒーを入れてたことを思い出した。

かばんの中から、青い袋と、茶色い袋が出てきた。
そういえば、うれしいことが2つあったんだった。

昨日の夜、友達の家で何人かで集まってタコパをした。

その子はコーヒーが好きで、浅煎りコ

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やらないという勇気

やらないという勇気

どうしても、その仕事に魅力を感じない。
そのために自分の時間を割きたくない。

そう思ってしまい、どうやってお断りメールを送るべきか、フリーランスが仕事を断る理由を調べてみたら

・スケジュールが合わない
・予算が合わない
・スキルが見合わない
・無償で頼まれる

こんなところがあがってきたのだけど

・やりたくない

という理由でお断りする方法がなかった。
まぁ、その記事はどうやってやんわり断り

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"女の子"という檻

"女の子"という檻

「週に1回は職場の女子とランチに行って、ネイル新しくしたとか、コスメの新色がかわいいとか、そういうキラキラの話しないとなんですよねー」
「趣味もなくて、暇だからって残業代稼いでる30代独身彼氏なし女子が、いつか自分は医者と結婚できると信じてるんだよね」

お、おそろしい。。

自分はいつから『女の子』というレールから外れていたのだろうか。
ヘアも、ネイルも、ファッションも、コスメももちろん好きなの

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人はいつ"学ぶ"ことをやめるのだろう

人はいつ"学ぶ"ことをやめるのだろう

小さい頃は勉強が嫌いだった。

求められる答えを出すこと、
答えが一つであること、
いろんなことが疑問で。

でも、いつからか
答えを全部飲みこんで、まるで自分から出てきたように吐き出す。
そうやって"求められる答え"を出してきたように、ふと思った。

本当の"学び"って何なんだろう。

自分が出したい"答え"って何なんだろう。

いつからか、聞かれる問いの求める答えを考えるようになっていて。

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サウンドヨガでみるビジョン

サウンドヨガでみるビジョン

そもそも、ヨガはたぶん3回目くらい。

なにかのイベントで体験でやったストレッチ中心のヨガと、友達がやってくれた瞑想中心のヨガ。

そして、今回はその友達がDJをしながらサウンドプロデュースをする空間で、他のヨガティーチャーの方がストレッチ中心のヨガをしてくれるという。

最近あんまり体を動かしてなかったり、お風呂上がりのストレッチもサボり気味だったので、体を伸ばすのは単純にとても気持ちよかった。

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気づいたら自分の中に溜まっていくことを外側に出してみることにした

気づいたら自分の中に溜まっていくことを外側に出してみることにした

毎日、毎日、なにか少しずつ感じることがあって。

それを忘れたくないなーと思っていて。

それを書き留めるために、noteを始めてみようと思う。

昨日は、自分が死んだ後どうするか、を友達と話した。

わたしはたまにふと「この交差点でいま車に轢かれたら、後悔なく死ねるだろうか。」とか考えてしまう。

そこで「あー、あれやっておけばよかった」とか「最後に◯◯に電話してあれを伝えるかも」とか思ったら、

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