老化と感情のコントロール
この間、久しぶりに実家に帰省してきました。
感染症が流行る前に帰ったのが最後だったので、数年ぶりの帰省です。
少し前までは、東京に住んでいる人間が帰ってくることを酷く恐れていた両親は、「まだ帰ってこないでいい」と言っていましたが、
自分たちがワクチンを5回打って、世間の雰囲気の緩まりも感じたのか、
今年の年末には「いつになったら帰ってくるのか」と連絡をするようになりました。
地元に帰ってもやることが無く、「良い人はいないのか」といまだに聞かれるし、帰省は僕にとって、どちらかという憂鬱なイベントであり、いつ帰るか逡巡していたのですが、
兄弟から父親の様子がおかしいという連絡を受けて、帰って様子を見ることにしました。
認知症の疑い
実家の近くに暮らしている兄から、
父親が突然すごい剣幕で怒鳴り散らしてきたり、不合理なことを言ってくる様子を聞きました。
元々、頑固親父の類であったので、不合理なこと言ったり、怒鳴り散らすようなこともありましたが、
どうも兄からの連絡の内容を見ると、常軌を逸しているのではないかと感じました。
年齢を重ねると、頑固さが増したり、感情が爆発しやすくなるということを聞きますが、
認知症の予兆としても、感情のコントロールが効かなくという症状があるとネットの情報で知っていたので、心配になり、帰ってみることにしました。
兄弟とはいえ、人からまた聞きした情報だけでは、状況がわからないので。
百聞は一見に如かず
実家に帰って、父親と会って感じたのは、「老けたな」ということ。
3年以上会っていなかったので、外見の変化はあると思いますが、
一方で母親は3年前の外見と大きな変化は感じなかったので、
父親の健康状態に心配がよぎりました。
しかし、実際に話してみると、全然しっかりしている。
というかむしろ、経済の話をテレビを見ながら、あーでもない、こーでもない、と持論を話したり、
僕が最近勉強している経営とかの話もディスカッションできて、僕にとって勉強になることが沢山あったくらいでした。
一日一緒に過ごして、会話した結果、少なくとも今は、認知症と言えるような状況ではないのではないかと思いました。
確かに、気難しく頑固なところはあるので、兄との衝突もあると思いますし、
また、僕が久しぶりに実家に帰ったので機嫌が良かったということもあるかもしれないので、
絶対に大丈夫とは言えませんが、恐らく、大丈夫であろう。と安心しました。
感情のコントロール力を鍛える
認知症ではなそうでしたが、父親は感情のコントロールが効きにくくなっているのは確かかもしれません。
年齢を重ねると、感情のコントロールが効きにくくなると言います。
僕の住んでいるマンションでも、ちょっとしたことで激昂して管理人さんに当たり散らす高齢者の方が問題になっていたりしました。
一方で、感情のコントロールが高齢者だけの問題かというと、当然そうではなく、
僕もまた、時には苛立ちを感じたり、不安を感じて、モノにあたったりしたくなる時もあります。
今年の目標の1つとして「一日一回は瞑想をする」ということを書きました。
実は昨年後半はあまり瞑想をする時間を取っておらず、
年末ごろに感情の不安定さを感じることが増えてきたので、数か月ぶりくらいに瞑想してみたのですが、全然集中が続かなくて驚きました。
数か月前はできていたことが、全く出来なくなっていました。
瞑想は筋トレと同じように、継続していないとその能力が衰えてしまうといいますが、正にその通りだと実感しました。
そのため、今年に入ってからは毎日、必ず1回は瞑想をするようにしています。
やはり、瞑想を続けていると、感情の不安定さは軽減されているように感じます。
因みに、僕は毎朝こちらの動画を掛けながら瞑想しています。
座ったほうがいいのかもしれませんが、寝起きに寝転んだままやっています。
こちらのチャンネルの夜バージョンの動画で瞑想しながら夜寝る時もあります。
あとは、昼間とかに少し心を落ち着けたいときなどはこちらの動画なども使います。
寝転びながら、10分だけでも効果があると思います。
Youtubeにはほかにも瞑想の動画をあげている方がいらっしゃるので、
自分に合う動画を見つけて試してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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