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【まとめ】幕末・明治の歴史や弥彦神社を巡った2泊3日の新潟旅行

「見知らぬ街で自分が全く孤独だと気づくことは、世界でもっとも大きな喜びのひとつである。」(Freya Stark)

 2022年の5月に行った新潟旅行、5回に分けてNoteの記事にまとめてきました。今日はその総括で、全ての記事へのリンクをまとめてアップします。


旅のきっかけ

 コロナ禍の行動制限が解除された2022年のゴールデンウィーク、とはいえ旅行の計画なんて全く立てておらずでした。そこに息子から「どこかに旅行に行かない?」と提案があり、まず調べてみたのが山形の酒田行き。でも飛行機の便も少なく、直前での予約は難しそうだなと、同じ日本海側の新潟に移行ということになった次第です。
 新潟であれば新幹線で行けるし、長岡・燕三条・新潟市内に弥彦神社と行ってみたいところが目白押し。宿は息子に言われるがまま、1泊目は新潟市内、2泊目は弥彦の宿を確保して、細かい旅程は直前に考えることにしました。


初日:長岡と燕三条を巡り、新潟でコスパ抜群の居酒屋に

 当初は初日の観光は新潟市内をと考えていたものの、雨降りでしかも10mの風が吹くという予報。予定を切り替えて、まずは風の影響を受けにくい内陸、建物内を巡るというコースにしようということで、長岡と燕三条を巡りました。

 長岡は幕末の北越戦争で名を馳せた藩、当時の家老だった河井継之助の記念館の見学からスタートです。長岡は幕末にすっかり焼けてしまったので展示物は少ないものの、ボランティアガイドさんの丁寧な説明でしっかりと知識を得て、次に向かったのが太平洋戦争開始時の連合艦隊司令長官 、山本五十六の記念館。山本五十六が長岡出身というのは、この旅行に来るまで知らず… いや、忘れていただけかな。太平洋戦争でも空襲で長岡は焼けてしまったそうで、戦災の多い不幸な街だったんだなと。

 次に行った燕三条では、燕市産業史料館と燕三条地場産業振興センターに。金属加工技術の歴史を知ったり、お土産用のキッチン用品を買ったりと、雨のなかでも充実した観光になりました。
 新潟で息子と合流して、宿の近くにあった居酒屋『案山子』。料理は美味しく酒も旨い、しかも値段が安いといういいお店で、充実した1日の最高の締めくくりに。


2日め:新潟市内観光後に弥彦山という強行スケジュール

 3日間のなかで晴れるこの日には、弥彦山を楽しむしかない。でも新潟を素通りするのも勿体ないと、午前中に新潟市内を観光して午後から弥彦山、時間がないので登るのはロープウェイで下りを歩くということにしたんです。

 新潟は観光地としては地味、という印象でしたけど、実際に巡ってみるといろんな施設があるもの。明治の開港以降は栄えた街なので、当時の建造物を観るといいんですよね。
 この日は時間がなく、ぴあBandaiで朝食、朱鷺メッセの展望台と巡り、新潟市歴史博物館は外観のみ、最後に白山神社にお参りをして、12:24の越後線に乗って弥彦に移動。忙しくはありましたけど、スリルもあったなかなか楽しかったなと。


 弥彦では、まずは弥彦神社にお参り、続けてロープウェイで弥彦山に登ります。634mの弥彦山を下るだけだからと甘くみていたのが誤り。急な下り坂の連続に尻もちをついてしまうという失態もあり、麓に降りてきたときにはクタクタ、ビールが最高だったなと。
 この日の宿は弥彦の『冥加屋ハウス』という民宿、夕食の「新潟の地酒 ご堪能プラン」はお銚子3本がついてくるというもので、前日に続いて美味い料理に旨い酒をたっぷりと味わうことができました。


3日め:再び雨なので柏崎の博物館に、旅行最後の食事は長岡にて

 この旅は天気には恵まれず、3日目も雨降り。移動の電車内で柏崎行きを急遽思いつき、下調べをほとんどせずに訪れた柏崎市立博物館がなかなかだったんです。偶然が重ならなければ行かない場所、そんなところが面白かったというのも、旅ならでは楽しみの一つですね。
 最後の食事となった長岡の『中華料理おがわ』、中国そばがまた美味しかったんですよ。あっさりとシンプルな塩味で、ここまで美味いと思わせるのは熟練の技でしょう


 そんなこんなで2泊3日、スケジュールは少々タイトだったものの、充実した日々を過ごした新潟旅行でした。
 東京から新幹線で2時間と気軽に行ける新潟なので、1泊2日でも楽しい旅ができると思います。どこに行こうかと悩んだら、候補の一つに十分になると思いますよ。

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