久しぶりにシステム開発
久しぶりにシステム開発。
と言っても、お客様からご依頼のあった調査案件を担当しました。
若い頃はバリバリの技術者。
自分で言うのもなんですが、結構レベルは高かったと思います。(笑)
思い出しますね、20代〜30代の頃を。
『こんなモノが欲しい』
人がそう思うモノ、考えられるモノは『必ず開発できる』って信じていました。
今の時代はまさにそうですね。
AIを駆使しながら、次々と新しいモノが世の中へと登場します。
そんな時代を生きている。これって、スゴイことだと思いませんか?
『Androidのスマホアプリが、OSの新しいバージョンで動いていないので、見ていただけますか?』
そんなご依頼をいただきました。
最初はAndroidに詳しいメンバーに見てもらって、
『簡単に見つかるものではない』ということが分かって・・・。
初期調査をしてくれたメンバーは別プロジェクトで稼働中。
『久しぶりに調べてみるか』
そんな流れで調査を開始しました。
実は好きなんです。いつになっても開発の仕事。
本当はまだプログラムも書きたいくらい。(笑)
どんな仕事でも、その仕事をやる限りはプロでなければいけない。
昔からそう思っています。
対価として、お金をいただく限りは最高のものに仕上げる。
『これくらいでいいかな』なんて妥協、あり得ないですよね。
お客様が描いている以上に素晴らしいものにする。
そのこだわりが、自分自身の仕事への思い入れの強さであり、
その仕事のことをどれだけ好きでやっているかの証だと思っています。
今回の調査。かなり力が入りました。
動いていないものを動かす。これはある意味、快感です。
動いたときの、『やった~! 動いた!』
これは本当に気持ちいい。
そういえば昔、言われていた時期があったな。
『武内さんの手は魔法の手』
『動かないものがあっても、動かしてしまう』
嬉しかったな。
『そんなことないよ』と言いながらも、本当はものすごく嬉しかった。
この言葉をモチベーションにして、あれからウン十年、色々なシステムに携わってきました。
『俺に動かせないものはない』『俺に書けないものはない』
笑っちゃいますね。
だけど、システム開発が仕事なんだから、それくらいの気持ちを持つこと、大切だと思います。
まず現象を確認する。
その動作は本来どうあるべきか。
そうならないのはなぜか。
前後関係を見る。
手を加えてみる。
仕組んでみる。
使い方に誤りはないか。
違うものに入れ替えてみる。
クリアしてみる。
再度書き換えてみる。
最初からやり直してみる。
少しだけ変えてみる。
何のことだかわからないですよね・・・
ですが、その繰り返しの中で、
最終的には原因がわかり、対処方法を検討し、動作するようになりました。
実は先程まで、調査結果と対応方法の資料を作成していました。 (笑)
この流れを振り返っていたら、
普段の生活の中での思い込みの多さと、
主観の多さをあらためて感じました。
私たちは日頃の生活の中で、多くの思い込みや主観に縛られいます。
これらの思い込みや固定観念は、私たちの視野を極端に狭めて、
物事の本質を見失わせる原因となります。
主観が強すぎる場合、他人の意見や考えを受け入れることが難しくなり、結果としてコミュニケーションの障害につながります。
思い込みを外す。
これは、自らの心に『ゆとり』をつくる行為です。
心に余裕があると、新しい情報や異なる視点に気づくことができます。
心に『ゆとり』を持つことは、ストレスを減らし、
精神的な健康を保つ上でも、非常に重要なことです。
日々の生活の中で、自分の主観や思い込みに気づき、
それを外す努力をすること。
それにより心にゆとりが生まれ、本当に大切なものが見えてくる。
そんな気がします・・・
今日も読んでくれて、ありがとうございます。
感謝です。
ではまた。
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