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研究開発職ママ 我が家の教育方針

こんにちは。芳花です。

最近大学の友達と子の教育について話すことが多いのですが、同じ大学出てても皆考えてることが違って面白い!
また私は育休中たくさん教育についての本を読んだのですが、データを元に考えている人ってあまりいない。(理系特有の癖?)
今回はそんな私の教育についての考えをまとめていこうと思います。


私のスペック

みんな無意識に我が子に自分と同レベル以上の教育を受けさせたいと思っていると思う。
そりゃ自分の人生肯定したいからね。
そして自分の考えに合うデータを集めがち(確証バイアス)。
そんな思考に大いに影響してるはずの自分のスペックをまず書き出します。
•庶民 両親共に非大卒
•公立小中高
•大学受験失敗、慶応理工学部、大学院
•メーカー研究開発職

慶応卒の中じゃかなり庶民派で珍しいタイプかもしれません。
親に勉強しろと言われた記憶はなく、単に勉強が楽しくて好きな子どもでした。
できれば子にも勉強の面白さを知ってもらって、自分で勉強する子になってほしいなと思っています。

ちなみに夫も小中高公立、旧帝大卒メーカー勤務です。


遺伝か教育か問題

そもそも教育が子どもの性格、能力に影響するのか?という疑問があります。
アメリカの心理学者ジュディス・リッチ・ハリスの研究では、遺伝情報が同じ一卵性双生児を主な対象として、子の性格も能力も遺伝の影響が大きく、環境としては子ども同士の関わりのみ影響することを明らかにしています。子どもの集団で目立てる特性を子どもは自ら伸ばそうとする。でもやはりベースは遺伝。

一方、ヘックマンの「幼児教育の経済学」では、貧困層に対して幼児教育をした場合としなかった場合で、教育した場合のほうが大人になってからの年収や持ち家率などが有意に高く、犯罪率は優位に低かったことが明らかになっています。


じゃあ結局どうなのよ?
私の考えとしてはハリス寄り。
基本は遺伝で、子が自分の意見を表明できない幼児〜学童期の教育は親のエゴ。自分が信じる考えに沿って、自分ができる範囲でしたいことをすれば良い。子に過度な期待はしない。
それが考えのベースになっています。


自分で学ぶ力


教育の目的として、身につけられたら良いなと思っているもので、私が真っ先に浮かぶものは「自分で学ぶ力」です。

仕事で多くの後輩を指導する中で感じるのは暗記型と理解型がいるということ。
東大出身でも暗記型の人はいて、そういう人はいくら指導してもちょっと変化球が来ただけで「教えられてないので分かりません」となってしまう。
この現象が心底謎だったのですが、そこは篠原信氏のツイートでかなり納得。

↓ツリーになっているのでぜひ最後まで読んでください

まぁこれが原因だとすると幼少期の体験の問題なので仕事上の指導はどうもできないけど。
わが子にはぜひ豊かな体験をさせたいなと思っています。(もちろん好奇心の強さは遺伝によるとは思う)

そして豊かな体験をするのにもってこいなのが自然。この本にも非認知力を高めるには自然の中で遊ぶのが一番とあります。

かくいう私も自然の中でよく遊んでいました。ザリガニ釣ったり魚を捕まえたり花や昆虫を観察したり。
子どもが自然好きだったら思う存分楽しめる環境を与えたいなと思っています。 


自己肯定感

次に子に持ってほしいのは自己肯定感。自己肯定感に関する本もたくさん読んだのですがこれといったものはなく…
今のところ心掛けたいと思っているのは以下のこと。

  • 条件付きで誉めない。できた時だけ、望ましい行動をした時だけじゃなく、どんな時も生きてるだけで嬉しいよと伝えたい。

  • 自分(親)の自己肯定感を高める。

自己肯定感についてはまだまだ模索中です。


絵本読み聞かせ•語りかけ•歌

幼児教育の基本もできるだけやりたいなと思っています。
絵本は2〜3週間に一度は図書館に行って5,6冊借りて毎晩寝る前に読みます。何冊とかは決めず、くもんのミーテアプリで記録。回数はちゃんと記録していないけど今までに読んだ本は135冊(1歳6ヶ月)。
語りかけはこの本参考に。

うたはくもんのうた200の本だけ買って歌ってます。


スキンシップ

読み聞かせと同じくらい大切にしてるのがスキンシップ。保育園行かせているけどなるべくスキンシップの時間が取れるように送迎はヒップシートで抱っこか手を繋いで歩かせています。(ほとんどの家庭が車で送迎している地域)
この本読んだのがずっと前ですが、確か幼少期にスキンシップをすることで脳科学的にレジリエンスが高くなるという話だったと思います。


モンテッソーリ教育•久保田競(くぼたのうけん)

モンテ関係の本も大量に読みました。久保田競さんの本も。
私の見解ではどちらも考えは同じで、子どもの発達に合わせてやりたがることをやらせれば能力が伸びるということ。
あまり固執はせず、たまに本を見ながら興味持ちそうな手作りおもちゃを作って遊ばせてます。
あとモンテで言われている足育の一環で、保育園の帰りはなるべく歩かせています。目標は年齢×1km/日。


音楽教育

私は小学校から自分の希望でピアノを習っており、今では趣味の一つになっています。
楽譜が読める、音感があるだけで音楽の楽しみ方がかなり広がると思っています。
英才教育のために3歳から楽器をやらせる!などという気はないですが、子がやりたいと言ったらやらせたいなとは思います。
あとは家でピアノを弾いたり、近所のモールで毎月開催されている0歳からOKのクラシックコンサートに暇な時は行って、音楽好きになってくれたら良いなーくらいに思っています。


英語

英語については明確な方針はまだ立ててないです。まだ日本語もできていないのでまずは日本語からかなと。
私自身が英語の発音に苦労しているので耳が良くなるよう作戦を考えたいところですが…
今後調べてみたいと思っています。



長くなりましたが以上が現時点のわが家の教育方針です。
また今後アップデートがあったら更新していきます


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