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従業員、会社のことを考えると健康経営は必要
今回は、健康経営について整理していきます。
健康経営とは?
健康経営とは、従業員等の健康保持・増進の取り組みが、将来的に収益性などを高める投資であると考えの下、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践することです。
では、健康経営に注目が集まっている理由をみていきましょう。
健康経営が注目される理由
①健康寿命の延伸
まずは、今後の日本の人口割合をみていきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1658799036221-HVadvrlYhW.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1658799048823-yzuLK8Zwto.png?width=1200)
グラフをみていただくように、高齢者人口の割合が増加していくことが予測されています。
つまり、高齢者の数に対して、現役世代が少ないことを意味しています。
この傾向は、今後も続いていくとされています。
ですので、現役世代がいつまでも長く働けることが今後の日本そして本人にとって重要なのです。
現在は、就職先を選ぶ基準として、「ワークライフバランスが考慮されているか」があります。
ワークライフバランスは、従業員の健康に影響を与える一因です。
企業が従業員の健康寿命を延伸を考えることは、双方にメリットがあると考えます。
②労働生産性の向上
健康経営によって、下記の効果が示されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1658810811383-86TROEZXUQ.png?width=1200)
左から3つ目の業務パフォーマンスが労働生産性に関与しています。
業務パフォーマンスに関連する要因は、健康だけではありませんが、健康も関与することが言われています。
下記がジョンソンアンドジョンソンが健康経営に投資したら、どの程度投資リターンがあるかを試算したデータになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1658821780293-y9vAjRFQ2U.png?width=1200)
このように、健康経営の投資は、従業員の労働生産性に様々なメリットがあるとされています。
初期投資に費用はかかりますが、将来的には、企業や会社にとって有益です。
従業員の労働生産性が向上するなら、健康経営をする企業が多いのではないかと感じます。
③医療費・介護費の軽減
医療費や介護費がかかるというのは、病気になり心身に不調をきたす状況です。心身に不調が生じると、病院にいきます。病院にいくことで、医療費がかかってきます。
つまり、病気になる従業員が増えるほど、医療費や介護費は膨れ上がります。
これらの費用を減らすためには、従業員が健康であることが大切です。
下記には、健康経営の効果が示してあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1658928685086-ubtilHFUH2.png?width=1200)
表の上部のように、心理的リスク低下、生活習慣病リスクの低下、生物学的リスクの低下が疾患のリスク低下につながります。
結果、医療費が軽減し、企業のコスト削減につながります。
まとめ
・健康経営は、現在注目されています。
・企業が従業員の健康を考慮することは、大きなメリットがあります。
・具体的には、従業員の健康寿命延伸、労働生産性の向上、医療費・介護費
の軽減を可能にします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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