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親を安心させるために生きるって?

親を安心させるために人生を使うのは違うと思うし、なんだかつまらない感じもする。

でも、しっかり「恩返し」はしていきたいな、と思うのです。

新卒で入った地方の会社を半年で辞め、実家に戻り生活をしていく中でそう感じた。

自分のやりたいこと、成し遂げたいことに向かっている大人に憧れるが多い。

自分もそんな大人になりたいと心の底から思う。

とは言いつつ、その人とは生きてきたバックグランドも違ければ、育ってきた環境も時代も違うから中々理解されないことが多いのは事実。

自分のことを深掘りして「僕は一体何者なのか?」と自問自答を繰り返していく中で分かったことがある。

両親からの承認に飢えていることだ。

僕の両親はいわゆる「できちゃった婚」で結婚をした。そしてその「できちゃった子」が僕な訳だ。

そこに関しては本当に嘘偽りなく何も感じていなかったのだけれど、自己分析を進めていく中で「できちゃった息子」であることに対して、最大のコンプレックスを無意識で抱いていることがわかった。

「僕はそんな風に思ってたのか?!ひどい息子だ」と自分を責めるもう1人の自分がいた。

無意識なコンプレックスが意識下に出現すると、人はまずそれを容易には受け入れられない。

僕もそうだった。

さて。
ここからが重要。

多分このコンプレックスに気がついたのは、気づくべきタイミングで気づくべくして気がついたのだと僕は考えた。

気づいてしまった事実は変えられない。だからこれからの未来のために今を変えよう、と。

その瞬間、今までなんとなく生きていく中で必要なのではないかと思っていた「ブレない自分の軸」がやっぱり必要だと確信した。

親に認められるために、親の想像の出来る範囲のことをするのではなく本当に心の底から自分がやりたいことをしたい。

そこで出会った本が、Showroom社長の前田裕二氏の「メモの魔力」という本だ。

この本の中にある自己分析1000問ノックを丁寧に丁寧に時間をかけて行なっていく。

そうすれば「ブレない自分の軸」が見つかるのではないか。

憧れた人に自分を投影して満足するのはもうやめよう。親からの承認のために生きるのはやめよう。

その代わりに「恩返し」をしていくことを決めた。

そういえば高校だか中学の国語の授業の中で「なんのために人は生きてるの?」という生徒からの質問に「私は恩返しをするために生きている」と答える先生がいた。

「ブレない自分の軸」の1つ目は「恩返しの気持ち」だ。

その気持ちをベースに、他社とは違う自分の人生を歩んでいこうと決めた

#エッセイ #メモの魔力 #前田裕二
#自己分析 #承認欲求

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