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“小さな悟り”から思うこと

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住職である枡野俊明さんの本「小さな悟り」 一章 人生に迷ったら 二章 人間関係に悩んだら 三章 仕事で困ったら 四章 老いを感じたら 五章 将来が不安なら 全部で99の考える機会… もっと読む
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2023年6月の記事一覧

“年相応”にこだわる

たまに間違える「こうありたい」若づくりはしたい気持ちはある( *´艸`) けれど無理しても似合わないと思う 年相応と思うと地味になる(;^ω^) 少し高めに設定して「似合う自分になる」「こうありたい」 背伸びしすぎて間違ったか?ということもある(;^ω^) それは自分が思うだけで他人はいろんな見方をするだろう 時代とともに「年相応」も多様化ところで「年相応」って?と思いませんか? なんとなくわかるようで、同世代でも人によって違う 都心部、地方、島など地域でも違いが出てくる

「いま」輝く人になる

過去の栄光は「いい気持ち」「過去の栄光」と思えることはよく覚えている 人に話すときは誰もが「いい気持ち」になるだろう 記憶も2~3割増しの栄光になりやすいかもしれない 若くても、年をとっても、物忘れがすすんでも 「過去の栄光」は気持ちよく話せて「すごいね」って反応は嬉しい 輝き疲れてくると、過去の栄光で気持ちよくなりたいんですよね そんなものかもしれないですね 一段落したあと何したらいいの?退職したら、もう頑張ったし人生の輝きも終わり 加齢とともに体力の衰えや病気に悩んだり

成功はすべて「過去のもの」

その通り!と実感まさに後輩指導の際に普段から感じていたこと 自分自身が時代遅れになると感じていたこと 経験から伝えることはあるけれど 成功話や自慢話として伝えても意味はない 何を伝えたいのか、何を受け取ってほしいのか それも一方的になると伝わらない 若者からも教わる気持ちをもって向き合うと お互いの役に立つ機会になる そんなことをブログやこのnoteにも書いてきた どの世界でも共通することなんだなと改めて思う 「資格は最低限」のもの資格を取ることはゴールではない 資格をもっ

人格を円くする

イラっとしやすくなった50代気になることが増えていることは 周囲をよく見ているなら悪いことではないのだけど 怒りの感情でイラっとしやすいのはどうしたものか 確かに「キレやすい老人」は毎日とは言わないがよく見かけます ◆ランチに行った店での話 カウンターで食べていたご老人がテーブル席に移りたいと申し出た 「あいにく予約で席は空いていなくて・・」と答えた店員さんに 急に激高して「こっちは先に来てるんじゃ、席を変わるだけだろうが!」 と顔を真っ赤にして一気に店内が冷たい空気になるの

「老いの苦しみ」を見せない

「超高齢化社会」のイメージ確かにマイナスイメージが浮かびやすいことを改めて感じます これまでの仕事で高齢者を取り巻く課題に関わったからだけでなく ニュースを始め様々な情報が不安を感じさせる伝え方になっている 一方で、明るい元気になる情報も希望が持てる話題もある 「老いの苦しみを見せない」ことでの弊害もあるから 正しく理解できる見せ方で現実を知る上で、将来を一緒に考えて 希望や楽しみをどうどう創造していくかが大事かもしれない 「薫習」が記憶になかった恥ずかしながら「薫習」とい