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「老いの苦しみ」を見せない

「超高齢化社会」という言葉には、マイナスイメージが付きまとっています。ニュースを見れば、老々介護や独居老人、貧困など、暗い話ばかり。たしかに、それが現実なのでしょうけど、そういった❝苦しい老後❞を見せられる若い人はどう思うでしょうか。おそらく「年は取りたくないな」というのが正直なところでしょう。
<省略>
そこから転じて「あの人のようになりたい」と思う人のそばに長年ついていると自然とそのようになっていく。これを「薫習」といいます。年長者にはまさに「薫習」が求められます。高齢者を取り巻く現実は厳しいものがありますが、一人ひとりが若い人たちに何か希望を与えられるような香りを放つことは不可能ではないはずです。

枡野俊明「小さな悟り」p173 三笠書房

「超高齢化社会」のイメージ

確かにマイナスイメージが浮かびやすいことを改めて感じます
これまでの仕事で高齢者を取り巻く課題に関わったからだけでなく
ニュースを始め様々な情報が不安を感じさせる伝え方になっている
一方で、明るい元気になる情報も希望が持てる話題もある
「老いの苦しみを見せない」ことでの弊害もあるから
正しく理解できる見せ方で現実を知る上で、将来を一緒に考えて
希望や楽しみをどうどう創造していくかが大事かもしれない


「薫習」が記憶になかった

恥ずかしながら「薫習」という言葉を知りませんでしたΣ('◉⌓◉’)
いや、聞いたことはあったと思うけれど記憶に残っていなかった
パソコンで「くんじゅう」変換しても出てきません
スマホは変換でてきました
自宅のパソコンでは変換出てきました
調べてみて「あーそうだよなー」となんだか腑に落ちます

仏語。香が物にその香りを移して、いつまでも残るように、みずから行為が、心に習慣となって残ること。

コトバンクより


いい影響を与えてもらった

いい影響を与えてもらったと思う人が沢山います
いい影響と受け止めるかどうかは人によると思うけれど
ポジティブ変換して妄想することは特技かもしれない

僕が人に恵まれていると思えるのは
尊敬してきた人たちがそうだったお陰かもしれない

外食の時も手を合わせていただきますを小さく言う
席を立つ時は椅子をテーブル側へ戻す
目に見えないことにも感謝ができる
周囲の人へ見えない配慮の行動ができる
誰かに直接伝わる行動ではないところも

大切にしている人に魅力を感じていた

自分が常にできていると限らないのだけれど
そういう気持ちが持てていることは悪くない


「老いの苦しみ」見せてきたなー(@ ̄ρ ̄@)

加齢と共に苦しみがあることを結構見せてきた
言葉にもしてきた
それが現実で「気をつけてね」って意味だけれど
若い人たちに何か希望を与えられるような香りを放つこと
そんなかっこいい年齢の重ね方をしたいと思いました
何ができるかわからないけれど
新しい働き方、人生の楽しみ方、時代の流れへの乗り方
そんなことより、心のあり方かな・・

まずは意識することから・・

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