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0から珈琲を入れた話:ドリップ編

珈琲カップができましたので珈琲をドリップしていきます。
準備編はこちら

動画

珈琲豆を採取する

日本では自生している珈琲豆は手に入らないためたんぽぽの根で代用します。たんぽぽ珈琲自体はデカフェ目的等でも飲まれており、古くから代用珈琲として使われてきた素材でもあります。

ねほり

根っこ

素手で掘り起こそうとすると根がちぎれてしまいがちなので、竹で作ったスコップを使うと良いです。掘り起こした根は洗って裂いて天日干しにしておきます。焙煎時間が短縮できます。

焙煎する

天日干しにした根をフライパンで焙煎していきます。

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挽く

焙煎した根をミルで挽いていきます。地面にこぼれると砂と見分けがつかないので敷物をした方がいいです。

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焙煎が物足りなかったので追加で焙煎。

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ドリッパーに焙煎して挽いた根を移しておきます。

ドリップする

お湯を沸かします。本当は珈琲カップを温めつつお湯の温度を下げてより美味しく抽出みたいなことがしたかったのですが、ケトルの構造上断念。

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ミルをセットして、お湯を注ぎます。一度に注がず、むらした方がなんか良いらしいです。

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完成。目止めをしていない土器は多孔質なため液体が漏れます。

まとめ

自分で作ると意気込んだものの、先人の知恵なくてはここまで作ることは不可能でした。磨製石器一つすら、石を磨くという先人の発想なくては取り組めなかったように思えます。丈夫な繊維になる植物、鋭い石、焼くと固まる土、全ての知恵を紡いで今の文明があることを感じました。

また、ここに至るまで多くの方に協力をいただきました。改めて感謝申し上げます。

作ったもののまとめ

いすとつくえ

椅子と机
珈琲を飲むには椅子と机が必要。校舎の裏に落ちてた。

フライパン2

フライパン
貝殻は手ごろな物が手に入らずに町田のハンズで購入した。

さいばし2

菜箸
お箸のように丸くて真っ直ぐな棒を2本用意することが困難だったので、作成した。竹の間に石を挟んである。

みる1

ミル
校舎裏でいい感じの石を拾った。木の棒は皮を剥いで衛生に気を使っている。

ケトル1

ケトル
細い注ぎ口で珈琲をドリップするのにピッタリな仕様。足は錐で穴をあけて取り付けた。

珈琲入り

珈琲
鼻を摘んで飲むと珈琲っぽい。

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