見出し画像

0.5秒で即答する反射神経w

プロダクト(IT製品)を開発していく過程においては、社内外を問わずいろんな方々から「こうしたほうがいい」とか「もっとこうできないか」とか、たくさんの声をいただきます(本当に恵まれています)。
プロダクトメーカーの立場から見て、このうえなく大変ありがたいことだし、『確かに!』と合点のいくことは素直かつ迅速にそれを受け入れて製品性に反映することを考えて、アクションに移しています。

一方、同時に二つの異なるポイントで計る自分が、います。

一つ目は、いただいた意見やアドバイスの内容が、安直に「どこかの・だれかの」真似事の押し付け&請け売りのようなレベルの話しならば、そういう影響は「受け入れない」ということ。
プロダクトは、競合する他社&製品との規格競争であり、それを見据えたコンセプトを可視化させて現物を生み出していく行為なので、そのレベルの話しにいちいち靡くような仕事(開発)は、そもそもしていない。
仮に参考にすべき重要部分があったとしても、安直にそれに靡く時点で、真似事&二番煎じであり、こだわるべき独自性を捨てた判断です。どこかのだれかの真似事は、そのくらい嫌い。こういうときは、意地でも真似事じゃないアプローチからそれを超えることを狙います。

二つ目は、いただいた意見やアドバイスの内容が、周りから教えられるまでもなく「そもそも自分で気付いておくべきだった」ということを思い知らせれるときに受ける『自分への怒り(情けなさ)』です。
これはある種の『敗北』であり、自分のプロダクト設計レベルの不足や低さを指摘されたようなもの。もちろん有り難い部分でもあるんだけど、とにかく一番に『怒り(情けなさ)』が自分を覆います。こればかりは肝に銘じて次に活かす繰り返し。正直、たびたび起きます。

仕事上の自分はこんな感じなので、会話のなかで「目標にしている人は?」とか「影響を受けた人は?」と聞かれても、0.5秒後くらいの即答で「いません!」と本心で答える反射神経ができ上がっていますw

以上、あくまでも自分の性格や仕事流儀が作用するからこそ起きるメカニズムの話し(人によって違って良い)なんですが、どのような「ものづくり」においても、それは必ず「ヒト」がつくり出します。

プロダクトって一見、ヒトが持つ『専門スキル(技術)』がつくっていると思いがち(もちろん正しい)になるのですが、もっと本質的に言えば、ヒトの『ヒューマニズム』が土台にあって初めて専門スキルは活かされ、プロダクトの水準やカタチが決まる、ということだと思うんです。

プロダクト開発においては私もメンバーの一人ですが、それぞれに豊かで健全なヒューマニズム(ヒト)と専門スキル(技術)が集まって、そのプロダクトは生き物のように完成へと向かいます。プロダクトも、それを叶える技術も、使うお客様のことが中心にないなら意味はありません。

プロダクトアウトとマーケットインの両得からその製品性とサービス性を磨いてきた『サブスクリプション型ホームページ構築システム - ivalue (アイバリュー) 』は、翌11月10日(木) より全国提供スタートです!

追伸:
ivalue公式note をつくりました。
私もときどき記事を上げたいと思いますので、よろしかったらフォローをお願いいたします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?