ヨシノアキ

小さくて美しい世界を大事にしたい中年おじさんです。

ヨシノアキ

小さくて美しい世界を大事にしたい中年おじさんです。

最近の記事

ふいに

長男の話。 三月末ギリギリで大学進学先が決まった。家から通える大学でも慌てるギリギリのタイミングだが、そもそも進学先まで家から400km離れているので緊急事態となる。 住むところをすぐに決めなければならず、「ああ、こういうのをバタバタというのだなあ ホホホ」と呑気に構えている暇はもちろん無かった。 アパートは電話で空いてるところを探し、いきなり引っ越し荷物を持って移動。そのまま下宿開始。 次の日には説明会等が始まり、週末には入学式。何がなんだかである。あんまり感情的になるわ

    • 児童書は老眼に優しい

      いつものように隣町の図書館に行く。 新刊コーナーをざっとながめた後、児童書コーナーも物色する。 この前子どもたちに「オツベルと象」(宮澤賢治)の概略を演劇風?に話したときに、白象が「サンタマリア」と言ったり象たちが「グラガアガア」と言うのがみんな「??」だったので、私も話しながら自分の記憶が不安になり、ホントにそういう内容だったか確かめるため幾つかの絵本を手に取る。 結果、記憶が正しかったことがわかり安堵する。やはり10代、20代のときに読んだ内容は意外と忘れてない。今は1

      • ヒレンジャクをみた朝

        弥生の休日。 昨日まで「三月中旬ってこんなに寒かったっけ」と話してたが、今朝はもう風も暖かい。 今日は燃えるごみの日だ。 家中の屑箱をまわる。 来月には中学生になる末の子に声をかける。一緒に行くと言う。 公民館にある収集場まで歩く。 途中、たわいもない話をする。 数年前から彼の頭の中に空想の王国ができている。たくさんの素直な住人たちがいる国の王様、という設定だ。日に日に細部ができていくので、話を聞くことはとても面白い。私は王の父なので、普通の人は入れぬ彼の国にも特別に入れ

        • 畑日記覚え(20240303)

          ▪️2024年2月末。 数ヶ月ぶりに畑を耕す。 無茶苦茶固い。スコップで掘り起こす。 牛ふん40Lと倉庫に残ってた化成肥料を入れる。化成肥料を倉庫の中に大量にこぼし落ち込む。 ▪️2024年3月3日。  じゃがいもを植えることにする。 メークイン22個。切って種芋を増やすほど土地がないのでまるまる1個ずつ植える。 すっかり植えたらどこにあるのかわからない状態に。まあいいか。

          「お前もう 就職できたか」 タイムリープ中の父 気にしてたのか

          「お前もう 就職できたか」 タイムリープ中の父 気にしてたのか

          「はさみ」と言いながら無い糸を手繰る父 何があるのか 切っていいのか

          「はさみ」と言いながら無い糸を手繰る父 何があるのか 切っていいのか

          紅茶おーじ、さん

          紅茶、好きなんですよ。 どれくらい好きかと言うと、 ▪️毎日飲んでます ▪️コーヒーより好きです(コーヒーも好きだけど) ▪️レピシエ(今はルピシアですね)通ってました ▪️若いとき「紅茶王子」読んでました (最終回近くは盛り上がって「花とゆめ」立ち読みしてたなあ・・・20年近く前だ) ・・・ 最後のは置いといて。  一時期は国産紅茶が気になって、「出雲の国の紅茶」とかわざわざ取り寄せて飲んでました。カフェのようなものをやってた時期もあったんですが、もちろん紅茶はメニューに

          紅茶おーじ、さん

          親父が言うには家の二階には昔手放した軽トラがあるらしい 今日も介護ベッドから立ちたがる

          親父が言うには家の二階には昔手放した軽トラがあるらしい 今日も介護ベッドから立ちたがる

          こんなに細くなっちゃったと足を見せる 息子にお姫様だっこされる父  笑う強く

          こんなに細くなっちゃったと足を見せる 息子にお姫様だっこされる父  笑う強く

          年越しを楽しむ

          2023年→2024年。 もうすぐ23時。さて、年越しはどうやって過ごそう。お腹一杯だしもう何も食べられないな。 あ、本を読んで年越ししたら楽しいよね! そうと決まれば何にしよう。 とっておきで。 所謂「乱読」で、常に10冊位を平行して読んでいるので、候補はある。あまり自慢できないか。 普通に読みかけの本は複数あるが、「読むのがもったいなくて」敢えてちびりちびり読んでる本もある。特にエッセイ。 悩んだのは二冊。「歌わないキビタキ」(梨木香歩 毎日新聞出版)と「朝からロ

          年越しを楽しむ

          +5

          自家栽培の落花生をバタピーにします。

          自家栽培の落花生をバタピーにします。

          +4

          イソヒヨ、おまえだったのか

          年末。 実家近くを所用で歩く。よくある新興住宅街で、私が住んでいた40年前こそ田圃と神社しかなかったが、今はアパートや店が並びあまり自然はあまりない。それが嫌で山奥に越した。 そんな街なので、特に期待してもなかったが、不意に目の前に濃い青と赤茶の物体が駆けた。 「イソヒヨだ」 しかも二羽いる。 ・・・十年くらい前までは、海沿いでしか見たことがなく、静岡で見て「幸せの青い鳥」と勝手に有り難がっていたが、最近は内陸でもたまに見かける。いや、昔からいたけど気にしなかったのか。「

          イソヒヨ、おまえだったのか

          一生分のエナガを見てしまう

          12月に入り、やっとやるべきことを少しずつやれるようになってきた。 夏の暑さを言い訳に怠惰な半年を過ごしてしまったのだ。暑すぎて倒れるとかなんとか。しかしなにもしない割に麦酒の量は日に350Lから1000Lに増え、ほぼ20年不動の体重もじわじわ増えてきた。 暑さだけでなく、仕事や家庭のストレスも・・・などと言い訳しても始まらない。 とりあえず、サボっていた薪割りをやる。チェーンソーの整備もする。倉庫で半年眠っていたので、斧はサビサビだし、チェーンソーはオイル漏れがひどい。

          一生分のエナガを見てしまう

          朝クルマに乗ると氷河期がはじまっていた ・・・フランス車は細かいことを気にしてはいけません

          朝クルマに乗ると氷河期がはじまっていた ・・・フランス車は細かいことを気にしてはいけません

          純白の花びらに檸檬色のおしべの可憐な花。10年以上我が家にあるこの木をついさっきまで白椿だと勘違いしてた。ごめんね、サザンカさん。

          純白の花びらに檸檬色のおしべの可憐な花。10年以上我が家にあるこの木をついさっきまで白椿だと勘違いしてた。ごめんね、サザンカさん。