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【推しについてPart2】見失った太陽(推し)を探す旅が人生なのかもしれない

前回はこちらから


手軽に人生を変えたいならスキルより推し

スキルは人生を変える。
それは間違いない事実。
できることが増えたほうが、仕事の幅も広がる。

しかし、スキルを伸ばすには時間がかかる
仕事に慣れて、独自のソフトウェアをマスターし、タスク管理も自分の思いどおりに操るには年単位の時間が必要になる。

残念なことに、スキルでは明日からつまらない日々が突然バラ色の毎日には変化しない

では、明日から毎日が変わる即効性のあるものとはいったいなんだろうか。
もうお分かりだと思う。
いい加減、しつこいと怒りを買いそうだが、仕方ない。

推しである。

推しが好きなひととの新しい出会いがある

推しができると、まずX(旧Twitter)やインスタなどのSNSをチェックするだろう。
おなじ推しを持つ人はプロフィールから判断できる。
プロフィールには在住地を記入しているひとも多い。
おなじ推しを好きなひとでも、住んでいるところが全然ちがうSNSアカウントに出会う。

毎日、会社で同じ顔ぶれとしか会っていない人にとって、かなり新鮮な出会いになる。
勇気を出して、コメントをつけてもいいし、閲覧しているだけでもいい。

わたしもX(旧Twitter)の推しアカウントは基本的に閲覧用にしている。

おなじ推しが好きなひとたちが、推しの良さを語っているときほど「わかるー!!」といいねを連打したくなる

つまらないと思っている時間が惜しい

SNSで新しい出会いがあると、もっと多くのアカウントが推しについて語っているところを見たくなる。
様々な視点の推しが見たくなる
次第にSNSにかける時間が増える。

毎日あわただしく過ごしているわりには、SNSにさく時間を増やすのは容易である。
たとえ、容易でなくても時間を増やすべきだ。
なぜなら、つまらない毎日が変わりはじめるからだ。

おなじ毎日に新しい要素が入ってくる。
大げさにいえば光がさす。

毎日、おなじでつまらないなぁとため息をついている場合ではない。
推しがいると、時間が溶けるのだ。

5分おきにチラチラ見ていた時計がバグる

仕事中、10分が30分に感じるときがある。
パソコンの時計をにらんで、壊れた?
タイムゾーンが勝手に変わった?と設定を確認する。

報告だけの眠くてたまらない会議。
持ち込んだパソコンで時間を確認したら、さっき確認してから5分しかたっていない。
去年のわたしだ。

休憩時間にSNSをチェックするようになった。
大体、この時間に推しが投稿する。
または公式から何か発表がある。
見のがせない。

その時間に休憩するためには、仕事をキリのいいところまで仕上げなければならない。
中途半端であると、上司や同僚から呼び止められる。それだけは避けたい。

集中して仕事をしていると、あんなにも遅いと感じた時間が秒速で飛んでいく
30分ぐらいが1時間以上たっていることもある。
またパソコンが故障していないか、設定を確認しなければならない。
推しへの想いが時計をバグらせる。

仕事への意欲は、退勤後の忙しさである

大体の会社員は毎月きまった金額のお給料しか入ってこない。
仕事に意欲を出しても、簡単に月収があがるわけではない。
Part1で述べたように、推しに会いに行くには先立つものがたくさん必要だ。

残業をして総合的に収入を増やそうと考えるのは、やめたほうがいい。
身体、メンタルともに悪影響しか考えられない。
せっかく推しで満たされた気持ちを、推しのためとはいえ残業ですり減らすのはよろしくない。

仕事は定時ぴったりで終えよう
意欲的に仕事をこなしていれば、時間はかかるがお給料は増える。
定時で仕事を終えて、残業にかかっていた時間を推しにあてる。

おそらく、毎日推しから何か情報の発信があるはずだ。
おすすめされた所に行ってきたよ。
暇なので質問に答えるよ。質問ある?
この雑誌にインタビューが載るよ。
ファンミーティングするよ。
握手会するよ。
CMに出るよ。

推しを追いかけているとただひたすらに忙しい。
しかしこの忙しさは、会社と家の往復だった頃に望んでいた光だ。

なにかいいことないかな。と宝くじを買わずに当たる妄想をしたことがあるかもしれない。

弊社の世間話で定番のネタは「もし100億あたったらどうします?」だ。

それだけ、多くの人が満たされない気持ちを抱えたまま、毎日を生きている
推しがわたしの毎日を救っている。

「推しが尊い」
このことばの威力を実感する。

推しを見つける方法(Part3)

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