続:人間関係を完全にぶっ壊した日・・・
さて、少し心の整理と時間が必要だったので、ちょっと間が空いてしまいました。今年も今日で最後です。今日という今年最後の日だからこそ、きちんと振り返りをしたいなあと思ったのでNOTEを開いてみました。
先日、前回のNOTEにも書いた件の続編です。
手紙を書いたことへの後悔、書かなきゃよかったという反省、書き方の中身、諸々色んな思いが交差していました。手紙を書いた後に拒絶されてしまったので、もう人間関係ぶっ壊れたな・・・と大きな後悔と、申し訳ないという気持ちに苛まされていたですよね。そして仕事収めの最終日。
もちろん職場では普通に接していたものの相手からもコメント、反応がない。時間も貰えない。僕の中では反応、コメントがないというのがコメントなんだろう・・・と理解していました。もうしょうがない・・・この人とはドライに表面的になってしまうけど、この先は仕事の関係のみって事になってしまったんだな・・・と思いつつ最後の日を過ごしていたんですよね。
自分も最終日だったのでバタバタとしていたけど、ちょうどエアポケットの空いた時間に「時間もらえますか?」と言われたので、別室でサシで数時間話をする事が出来ました。
僕からは拒絶されてしまったので歩み寄る事はもうできなかったので、この言葉とっても嬉しかったんです。話の中身は、手紙に対する反論部分、事実と異なる部分、自分の思い、僕の嫌な所、全部ぶつけてもらえました。本当にありがたかった・・・逆に僕も、自分の思い、その反論を聞いてどう思ったのか?ストレートにぶつけてみました。
途中、自分の別件の予定があって上司と一緒に偉い人に説明する時間に差し迫っていたけど、それを上司に俺はいけないとラインをして、この人と話をつづけました。僕にとっては、どんなに偉い人の説明タイムより、今、僕の人生では、この人としっかり話をしてきっちり本音で語り合う方がはるかに何十倍、何百倍必要な時間だと思ったんですよね・・・じっくり話をして、思いをキチンと受け止めれた気がします。
普段何気に自分が軽口で喋っていた事が相手にとって重い言葉であったこと、自分が良かれと思って手を差し伸べていた事が結果的に相手の仕事を奪っていた事、相手がこうしたいと思っている事を自分に言う事を諦めてしまっていた事、中身としては僕も正直ショックでした。自分の立ち振る舞いがこんなに相手を傷つけていたと言う事も分かってしまいました。
逆にいうと、ここまで本音をさらけ出してくれて本当にうれしかった。たぶん何気ない日常を積み重ねていると表面的な会話やコミュニケーションに終始してしまう事が楽で、こんな深淵の思いになんて気が付く事はなかっただろう。だから、仕事収めの最終日にこの会話が出来たと言う事が今年最後で最高の出来事だった。
もちろん相手も僕も反省はある。お互い直さなきゃいけない点、気をつけなきゃいけない点はあると思う。でも、今回に関しては、僕の方が罪が重い・・それは自分でコミュニケーションを拒絶するという選択肢をとってしまっていたこと、あきらめていた事、そして、最終日ですら自分から行動できなかったこと。心のどこかで、この問題を解決できないまま年を越すのはどうかな・・・と絶対にわだかまりになると思っていても、何もできなかったこと・・・それは相手も同じことを考えてくれていた事は感謝しかない・・・きっかけが僕からは作れなかった・・・そこは自分の最大の汚点だ。結果的に立場や肩書が上からの目線で物事見てしまい、相手を追い詰めてしまった・・・後悔しかない。こんなやり方じゃなくても他にも良い方法あったんじゃないかと今も後悔しかない。。。
やり方が最高に不味かった・・・もう、こういうやり方はやってはダメだ。これは自分の思いを相手に一方的に押し付けてしまった事以外の何物でもない・・・相手の思いを聞けば聞くほど、心苦しくて、本当に申し訳ない気持ちだった・・・
でも、結果的に数時間話をして納得する部分も出来たし、反省すべき点もたくさんでた。もっとお互い話をしようと相手が大人だったのでそこに救われた感じがしたけど、自分はそのまま外出してしまったんだけどね。別件の用事で、相手に電話した時に
「今職場のメンバーで仕事納めで飲んでます来ませんか?」
って言われて、遠かったけど仕事終わらせて合流した。
最後に「お疲れ様」って言いながら乾杯出来たのは本当に良かった・・・
最後の最後にわだかまりを解消出来て、今年を棚卸出来て来年に向かって前機に仕事納めが出来た。
今年を振り返ってみると、マネージャーって言うのは本当に難しいなと感じた1年だった。それはメンバー構成も変わって、仕事の状況も変化して、その中で自分が決めなきゃいけないこと、やらなきゃいけない事を優先して結果周りに人の気持ちと言うのを横に置きすぎた気がする・・・でも、逆に横に置きすぎた人の気持ちを真ん中に置きすぎたら自分の気持ちも消化できないし、その気持ちを気持ちよくするのがマネージャーの仕事であって、それがベースにしっくりきてないと、仕事のパフォーマンスも結果もついてこないんだなって改めて認識した。
僕は、使えないマネージャーだ。大切なメンバーを悲しませたり、苦しませたり、そして、泣かせてしまったり・・・
原因の大半は自分のミスと配慮不足だっていうのを痛切に感じた1年だった。来年は、メンバーが笑ってこの仕事を今のメンバーでやれて良かったねって思えるチームであるようにがんばりたい・・・
今年は、色々考えさせられる1年だった。
来年は、自分の周りが幸せな1年であるようにがんばりたい・・・
とある企業に勤める新米マネージャー 昔課長島耕作に憧れを抱いていたけれども、いざ自分がなってみると感じたリアルとバーチャルの境目に苦悩する日々をつらつらと書いたもの