月末は自己嫌悪の決算期

普段から情緒がとっ散らかりやすいのだけれど、月末は特にぐっちゃぐちゃしてしまう。

身体の周期のせいか、今月いっぱいのあれこれが一気に脳天まで押し寄せてくる。あれはまずかったなとか、こんなこと言わなきゃよかったなとか。それをかき消すために意味もなく他人に絡んでしまったりもする。いや、意味がないわけではないのだけど。だって何かしらの形で好きで、そういうときでも繋がってたい人にしか絡まないもの。

自分の中で完結させられたらいいのに、その余白がわたしにはないみたい。手に負えなくて、あふれて、他者に向かってウザい感じになだれ込んでしまう。制御しようとしてきたけれど、わたしの演技力ではそれがバレてしまう。重いくせに重く見せないようにする人間ほど重いもんはない。
そんな自分が嫌いでめんどくさくて、もう死んじゃえ―っと思うこともなくはない。この月に一回バグる身体もろとも、なんかの弾みではじけ飛んでしまえばいい。今わたしが発する言葉も目線もベタベタしてドロドロして気持ち悪い。そのまま身体ごとドロドロに溶けてなくなってしまってもいい。来週あたりにはすっきりしゃっきり楽しく生きているのだろうけど、その自分を想像してまたちょっとムカつく。月末のわたしは世界でワースト3に入るくらいには好きになれない。全方向にみじめさを発散する生き物なんだもん。

そんなわたしも可愛いって思えたらもっと人生楽しいのだけど、周りに月末のわたしがいたらって考えるとやっぱり無理。重くて暗くて引きずられそう。月が明けて周りの顔触れが変わらないととても安心する。月末のわたしを見ても離れずいてくれる人、マジありがとう。だけど、今月もちゃんと乗り切れるか今から心配。好きな人が多すぎて、見捨てられたくない人が増えすぎて、月を経るごとにどんどん重くなってしまう。
その重みが一定に達したのが20歳くらいで、身体の周期がわたしの情緒をぶっ壊してることに気づいたのもそのくらい。大人って、この重みに気づいてからの時間を言うのかも。

世の中に素敵な人がたくさんいる限り、もっと重くなるのは止められない。だから許して、と好きな人たちには言いたくない。迷惑かけないって約束はできないにしても、この重さを他人に丸投げはしたくない。重くてドロドロした身体のままで、ずぶずぶ沈まないように踏ん張る力がいまは欲しい。

他人を引きずり込みたくはないから、しばらくはここに発散しようと思います。よしなに。





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