地域のこと、語ってきました
先週末(2/19)、福岡市の隣にある春日市で地域のことを語ってきました。
「ふらっと気軽にご近所デビュー講座」という地域コミュニティ形成促進セミナーで、2回講座の1回目を僕が担当させていただいたのです。
タイトルは、「地域に触れる!地域との上手い付き合い方を考えよう」。
去年の11月に依頼を受けてから本番の前日まで、何を話そうかずいぶん悩みました。だって、地域との付き合い方には、「こうすれば絶対に上手くいくよ」という万能の方法はないと思っているから。こちらの地域で上手くいったやり方があったとしても、あちらの地域に持って行って通用するとは限りません。地域柄が違うし、住んでいる人や感じ方、大切にしていることが違いますもん。
だからこそ難しい。だけど、そこにおもしろみとか、その地域ごとの価値があると感じています。
そんなことを共有しながら、みなさんと一緒に考えていくような時間になることを目指して、準備を進めていきました。
最終的に当日お話しした内容は、こんな感じです。
参加してくださったのは、20代~70代まで約20名の方々。
すでに地域の自治会活動に携わっている方もいらっしゃったし、中には春日市の担当の係員さんが企画したから来たよという声もあったのが印象的でした。誰かと顔見知りになり、その人のためにと思いながら行動に移せることは、地域活動が上手くいく秘訣のひとつだと思います。
ちなみに、万能の方法がないことを前提に、僕が思う「地域と上手く馴染んでいく手法」は、こんな風にまとめてみました。
終了後にいただいたアンケートを拝見すると、自己紹介のワークにも積極的に参加してくださったおかげもあり、それぞれに感じてもらえるところがあったようです。
一部ご紹介します。
僕がもともと、今住んでいる地域に引っ越して来てすぐは、地域のことにはまったくの無関心でした。無関心すぎて、ネガティブな印象すら抱いていないくらいです。それが今では、みんながそれぞれ生活する地域のことに目を向けてほしいと思っています。何か活動に携わらなくてもいいから、関心を寄せてほしい、と。
そのプロセスや気持ちの変化を共有できたので、地域に関わろうとする側、地域で受け入れる側、それぞれに感じてもらうことがあったのかもしれません。
今は、何かの体験活動をしようと思ったら、お金を払って消費者として体験できるものはたくさんあります。地域のことも、何かのイベントで体験することだけを見ると、それらの体験活動サービスとの比較対象にすることもできそうです。
だけど、消費者ではなく、一人ひとりが生活者として存在する環境が地域です。
みんなが目を向けることで、あたたかく暮らしやすいものになってほしいと思います。
<おまけ>
参加された方から、写真もいただきました。
自分が話している様子って自分では撮影できないから、とってもありがたいですね。
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