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業績と株価の関係は?最高益更新をチェックすべき理由

あたりまえの話ですが、好業績の銘柄の株価は上昇します。
しかし、投資家は何年か先の業績を株価に織り込みに行きます。
つまり、好業績でもそれが一過性のものだと、株価も息の短い上昇にとどまることが多いのです。
株価はどこまで好業績を織り込んでいるのか分からないのが、株式投資の難しいところです。

アナリストも独自に企業の業績を予想します。
アナリストレポートを読む際には、業績推移も見るようにしましょう。
私はグロース株の場合、会社予想に対して大きく上振れそうか、来期以降も成長が続くかどうかをよくチェックしています。


もう一つ見逃してはならないのが、経常利益ベースで過去最高益を更新する予想になっているかどうかです。

最高益を更新する銘柄は株価も高値を更新する傾向が見られるからです。
例えば、業績が右肩上がりで毎年最高益を更新する銘柄は、株価も長期で上値を切り上げ上昇トレンドを描くことが多いです。
アナリストが頻繁に目標株価を引き上げるパターンもこのタイプです。



一方、これまで業績が長い間低迷を続けていたにも関わらず、何十年かぶりに最高益を更新する見込みである銘柄は投資妙味が大きいです。
法改正や魅力的な新商品の開発、シェアの拡大など、構造的な変改が起きている可能性が高く、株価は短期間で大きく上昇することがあります。
この場合、「株価レーティング」の引き上げも期待できるでしょう。

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