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【HSP】幸福感とモチベーション

今回は人の幸福感を左右する、
「モチベーション」について見てみたいと思います

『価値観やモチベーション、
人生に目的意識を持つことが
生きがいを感じることに関係している』

 ということがわかっています。

 基本的な生存欲求である、
生きること、安全であること、
食べることなどは
もちろん重要なことですが、

私たちが幸福であるためには
それだけでは十分でないようです。

自分の根っこの部分にある価値観を知り、
自分自身で選択していく時、
生きがいを感じるのです。
 

シャローム・シュワルツの研究によれば、
文化に左右されない共通の「価値観」
次の10項目であるとしました。

権力・達成・快楽・刺激・自立・
博愛・善行・伝統・調和・秩序

獲得することに関係するもの
(権力、達成、快楽など)よりも、
在り方(ビーイング)に関係するものの方が
総じて幸福感を感じやすい
ようです。

獲得できるものは「外的」な価値でしょうが、
在り方に関係するものは「内的」な価値です。

 私たちのモチベーションにも、
内的なものと外的なものがあり、
内的モチベーションを上げることが
幸福感につながっていく
のだと思います。

 外的モチベーションは、
外部の力に動かされている状態で、
「報酬を得るか・罰を避けるか」
という行動に結びついています。

「…ねばならない」のような行動原理です。

 一方で
内的モチベーション
「自主性」に大きく関係します。

『私のものの見方は、
まわりの人とどんなふうに違うかな?』
というふうに見ていくことによって、
自分の価値観自分自身の選択
が生まれてくると思うのです。

〇私は挑戦するたましいです。
〇私は創造するたましいです。
〇私は世界を探求するたましいです。
〇私は才能を発揮するたましいです。

内的モチベーションに関与する
価値観というのは、
たとえばこんな感じです。

あなたがもし、
生きるモチベーションを見失って
悩み苦しんでいらっしゃるなら、

あなたの行動と
内的モチベーションが一致していない

という可能性があります。

子育てでも一緒かもしれませんが、
真に自主性を育てたいなら、
報酬によってでも、
懲罰や強制によってでもなく、

その人の個性や自主性を
後押しするような寄り添い方

をしていく方がよいのです。

内的モチベーションと一致した、
自主的な生き方に向かうとき
集中したフローの状態も生まれ、
人生の充足感が増していくでしょう。

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