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焦りに振り回されない5つの考え方

焦りは行動力の起爆剤になります。

小学生の頃、夏休みの残り日数が少なくなった時にめっちゃ焦って初めてやりたくなかった宿題に取り組めたような経験があったと思います。

テスト勉強や受験でも、周りと比べて焦ったことがきっかけで勉強に取り掛かれたりしますよね。

焦りは力を出すために必要ではありますが、常に日常生活になくてもいいと思っています。

ずっと焦っていたら、単純に心が持たなくなっちゃいます。

いつも自分ではない何かにエネルギーを出すスイッチを押し続けてられているようなものです。途中で逃げ出したくなってもおかしくないです。

『焦り』はここ一番で頑張りたい時やスタートを切りたい時以外は、静かにしてもらうのがいいと思うんです。

そのために目の前の物事に対して俯瞰した視点をもつことが大事になってきます。

カウンセリング的思考を元に、普段の生活で使える具体的な行動や考え方についてお伝えしていきます。


1.「ゆっくりで大丈夫」と自分に声を掛ける

当たり前ですが、「早くしなきゃ」と思っていると焦ります。

「早く結果を出さないといけない」
「早く行動しないといけない」

そんなルールが自分の中にあると、ゆっくりしか進まない現実や、ゆっくりしか行動できない自分に対して早く行動するよう無意識に急かそうとしていきます。

幼い頃、私達は学校や家族などの集団生活の中で早く行動することを求められてきました。

早く行動できたら褒められ、ダラダラと行動していたら怒られた経験は誰しもあるんじゃないでしょうか。

大人に褒められ、時には怒られる経験を積む過程で「早くしないといけないんだ」と思うようになっています。

そのうちにどんな場面でも「早くしないといけない」というルールを自分に課してしまう癖が身についてしまう場合もあるんです。

特に怒られた経験が多いマイペースにのんびりと行動しがちな人は、常に自分に厳しくルールを課しているかもしれません。

急がなくていい場面で焦らないために、必要以上に焦ることがないように、自分に対して「ゆっくりで大丈夫」と声を掛けることが、ものすごく効果的です。

単純な解決策ですが、いつも急がないといけないと思っている人にとって「ゆっくりで大丈夫」と声に出すことは想像よりも抵抗感を感じるはずです。

「ゆっくりやったら怒られちゃう」
「ゆっくりやったら失敗しちゃう」

そんな怖さが出てくるかもしれませんが、それでもゆっくりやってみてください。

ゆっくりで大丈夫な場面って案外多くあります。

周りの人も本当は「ゆっくりやりたいな」と思っていることだってあります。

ゆっくり時間を掛けた方が結果としてよくなることだってあります。

世の中には焦らなくても大丈夫なことはすごく多いから。


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