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メンタルに不調がある自分を嫌いにならない考え方

落ち込みやすい、怒りやすい、パニックになりやすいなどメンタルに何らかの問題を抱えている時、自分に厳しいルールを課しているかもしれません。

厳しいルールとは、

・元気じゃなきゃいけない

・迷惑をかけちゃいけない

・心配をかけちゃいけない

・ちゃんとしてなきゃいけない

などのルールです。

これらのルールは幼い頃に周りの大人に認められるため、愛されるため、可愛がってもらうために自分に課すことがあります。

子どもの頃に考え抜いた生きる術とも言えます。

自分に課したルールを簡単にクリアできる人もいますが、簡単にクリアできない人は必死に頑張らなきゃいけなくなります。

頑張っても頑張ってもクリアできない人は、さらに頑張り続けるしかなくなるという終わりなき道が続きます。

この道の続く先に待ち構えているのは、心身の不調です。

子どもの頃に自分に課したルールは絶対的なものだったかもしれません。でも、もう厳しいルールは手放していいと思うんです。

厳しいルールを守らなくても、ちゃんと認められているし愛されているし可愛がられているからです。

そのことを実体験として納得するためにも、厳しいルールを手放してみてください。

厳しいルールの手放し方は簡単です。

真逆の考え方を見つけるだけです。

方法としては言葉そのものを真逆にした後に、真逆の考え方における利点を見つけていきます。

「元気じゃなきゃいけない」というルールを課していたら、「元気じゃなくてもいい」と思ってみます。そして、元気じゃない私と一緒に居る利点を考えていきます。

例えば、静かで落ち着いている私と一緒に居ると安心する人がいるかもなとか。たくさん話したい人にとっては聞き役になってくれて嬉しい人もいるだろうなとか。

「迷惑をかけちゃいけない」というルールを課していたら、「迷惑をかけてもいい」と思ってみます。そして、迷惑を掛けることの利点を考えていきます。

例えば、器用になんでもこなせて他人を助ける余裕がある人にとっては、迷惑でもなんでもないかもなとか。

愛情を掛けたい人にとって、迷惑をかけてもらえることは嬉しいかもなとか。

自分が持っていたルールとは真逆の考え方に良いところを見つけると、このままの私でもいいんだと気付けるはずです。

厳しいルールを課して、自分にを無理に頑張らせる必要はないんです。

そのままのあなたでいいという人が、実はもう隣にいるはずだから。

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