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年末年始の旦那の実家への帰省が楽しくなってきた理由

いよいよ年末年始が近づいてきましたね。実家への帰省や旦那さんの実家への帰省も考え始める時期ですね。

私は結婚して8年目になって、やっと、やーっと旦那さんの実家に帰省することに慣れてきました。

それまでは12月に入るとドキドキして落ち着かなくて、年末年始が楽しくみになることはありませんでした。

でもね、最近はちょっと楽しいんです。単純に旦那さんの親戚の方のことが分かってきて、「みんないい人だな~優しいな~」って安心できてきたこともあります。

「そんなに嫁として頑張らなくても大丈夫なんだな~」って知れたことも大きいです。

でもここ数年、他に明らかに楽しくなった理由が出てきたんです。

それは旦那さんがなんでそんな考え方をするようになったのか、なんでこんな性格なのか、なんで怒るのかの答え合わせができるからなんです。


心理学には家族の中でで役割を分担をしていくという考え方があります。

例えば、しっかり者の両親がいたら子どもは自然と盛り上げ役になったりします。天然で抜けている両親の子どもだったらしっかり者の役を担当したりします。

家族が仲良くできるように、家族の中で必要とされるように、空いている役割をそれぞれが自然と担っていきます。

子どもの時に担っていた役割は、大人になってからも沁みついているものです。

しっかり者の役割をしていたら、しっかりした大人になることが多いです。盛り上げ役の役割をしていたら会社でもムードメーカーになったりします。

結婚した後も同じです。子どもの頃の役割をそのまんま新しい家庭でも担おうとします。

私の旦那さんは「こうして!」ってハッキリ指示を出す人です。指示通りに私が行動できていないとよく怒っていました。

それに対して私は「なんで勝手にルールを決めるの?そんなに色々ルールを決めなくてよくない?!」って怒ってました。

そんな喧嘩を繰り返しつつ結婚生活は長くなっていき、年末年始に帰省をする回数も増えてきました。

親戚の方に会う回数が増えれば、それぞれの性格も、旦那さんの親戚の中での役割が見えてきました。

そして気付いたのです。旦那さんは最終判断を任されることがめちゃくちゃ多かったのです。

その日の予定や今後のスケジュールなどを決める時、みんなが色々意見を言った最後に旦那さんが「じゃあ、こうしたら?」って言ったら、親戚みんなが「じゃあ、そうしようか~」と言って話が終わるという流れになっていました。

元々賢い人ですし、説明することも上手で、色々調べることも得意なので親戚みんなが旦那さんの最終判断を頼りにしていたんです。

つまり、親戚の中で社長ポジションとして大活躍していました。

それじゃあ、結婚後も「おれは社長ポジションでいればうまくいく!」って思うよねって納得できたんです。


旦那さんがどうやって作られてきたのかが分かると、「なんで私の気持ちを分かってくれないの?」という悲しさと怒りがセットになった感情が落ち着いて、「この環境で育ったら、分からないのも仕方ないか」と思えるようになります。

気持ちが落ち着けば、私がどうしたいのか、私がどうなったら嬉しいのかを素直に言いやすくなりました。旦那さんが私の気持ちを納得できるまでにかなりの時間が掛かることも納得できるようになりました。

また「理解されなくてもいいから、何度も言ってやってもらおう!」という一種の開き直りもできるんですよね。

同じ日本人でも育ってきた環境が違うから、愛情がどれだけあったとしてもお互い完全に理解できないことってあります。

でも、価値観や考え方の理解はできなくても納得できることはあります。納得できれば、相手の見え方は大きく変わってきます。

年末年始の旦那さんの実家への帰省に気が乗らないけど行かないといけない場合は、旦那さんがどうしてこんな性格なのかの答え合わせを楽しんでみてください。

答え合わせが終わった後の結婚生活はもっと楽しくなりますよ。

ディズニーシーで無理矢理撮ったツーショット

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