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社会人半年インドネシアでの葛藤

右も左もわからない状態でインドネシア に新卒で働くことを決めましたが、半年の間に色々と葛藤しています。

葛藤している内容も1つではなく様々あるのですが、今回は人を動かす立場での葛藤について書きます。

これまでの人生を振り返ると、人に指示を出して動いてもらうという経験があまりありませんでした。どちらかというと自分も一緒に行動する。協力して行動する。ことの方が多かったように思います。君はこれをして。あなたはこれをしてね。〇〇さんにはこれをさせて。と、指示を出すのにおこがましさを感じ、申し訳ないなという気持ちが強く出ちゃうタイプでした。

だから今までは自分から動くか、誰かと協力して動くかしかしてこなかったんですね。

しかし、インドネシア にきて状況は変化します。

インドネシアで日本人は重宝されてインドネシア人よりも高いお給料を頂いています。その分日本人はインドネシア人よりも高度な働きを期待されているわけです。その上、日本人の立場としてはインドネシア人よりも上になる。つまり、指示を出す立場にあるわけです。

会社が回るように、お客様に満足していただけるように人を動かして指示を出さなければなりません。指示を出すことはMUSTなことなんですね。

インドネシア にきてもうすぐで半年ですが、中々指示を出せず上司に「インドネシア 人と同じ働きをしてはいけない。指示を出して動いてもらうように全体を見ないといけない。」とよく怒られています。僕自身も上司に言われたことと同じことを考えながら動いていたんですが、全くダメでした。

最初の頃よりは少しは指示を出せるようになった気もしていますが、上司のように的確に指示を出して動いてもらうにはまだまだ時間がかかりそうです。

目指すは”偉そうな態度で指示を出し自分は動かない人”ではなく、指示も出しながら自分も動く全体を見れた信頼される人。自分の苦手なことと得意なことを兼ね備えた人物像です。

さあ、少しずつ進んで行きましょう。


おまけ
日々インドネシア 人のスタッフに指示を出しながら働いていますが、こんな全く知らない年下の日本人(インドネシア 人のスタッフはほとんど年上です。)にあーだこーだ言われてイライラするはずなのに、インドネシア 人はとても優しく文句1つ言わずにいつも笑顔で応えてくれます。

応えてくれるだけでなく、アドバイスをしてくれたり、入社したばかりの僕に色々と教えてくれます。それほどインドネシア 人は優しい国民なんですね。

肌感覚でその国の国民と接するというのはすごく大事です。


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