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簡単すぎる写真のコツ①

カメラやスマホで写真を撮るけど、なんかイマイチうまく撮れない、、、となってしまう方向けにカンタンな写真のコツを紹介していきます。



今回は、手っ取り早く写真が変わる方法をご紹介します。それは、、、

水平垂直に気をつけて撮る

です!

まずは、こちらの写真をご覧ください。
何も考えずに撮りました。

なんてことのない写真ですが、傾いています。
「写真を撮った人」を感じやすくなります。

なんとなくイメージとしては、昔のアルバムを見ていて、「思い出アルバムの写真」のような、家族や友人など、誰かが撮った写真という感じがするんです。

これを抑えるために、水平垂直に気をつけて撮るとこうなります。

なんだか、スッと被写体に目が行く気がします。

撮影者の意図や思いが薄まって、「アルバムの写真」感がなくなる気がすると思います。

これにより、水平垂直を気をつけない写真よりも、被写体がより際立った写真になるはずです。

よく、「水平垂直に気をつけましょう。なぜなら、鑑賞者が不安感を抱いてしまうためです」という写真の撮り方やデッサンの書き方の解説を良く見るのですが、これを分解して考えてみるとこういうことではないでしょうか。

【傾いている写真】

鑑賞者→撮影者→被写体
私は傾いていないから、私の視点ではない。
私の視点ではないから撮影者の視点だ。
という錯覚(正しい認識)により撮影者を通して被写体を見る感覚になる。

【水平垂直な写真】

鑑賞者→被写体
私は水平に観ている。
写真も水平だ。違和感はない。
という錯覚により、写真の中に引き込まれる。

まとめ

写真がなんだかイマイチと感じるときは、水平垂直に撮れておらず「アルバムの写真」という感覚になっているかもしれないです。水平垂直を整えると、「アルバムの写真」感が薄まって、写真の世界に没入できるような、被写体を際立たせた写真になるかもしれません。

p.s

これは水平垂直を必ず揃えろということではないです。良し悪しでもなく、使いどころの問題です。普通っぽく撮りたくない時に水平垂直を崩して撮ってしまうと、誰かが撮った普通の写真になってしまうケースが多いですが、裏を返せば、普通っぽくアルバム写真のように撮りたい時は水平垂直を崩して撮れば良いと思います。

例えばアイドルのオフショット写真やライブ感のある写真は水平垂直を崩しているものが多いように感じます。特別な存在が、身近に感じてしまうあの現象です。

これがライブ感やエモいと呼ばれる感覚を与えているのだと思います。

おそらく、水平を直すことが簡単にできないので、フィルムカメラやチェキやポラロイドの写真はエモいという感情になるんでしょうね。


今回は以上です!
次回もお楽しみに!

被写体はスタンドインのエース、ワタナベタスクです。





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